明け方の若者たち#人生のマジックアワー
社会人になって4ヶ月が経った。
学生時代よりはお金があって、時間に比較的余裕があって、体力もまだ残っている23〜24歳の時期を、本書ではマジックアワーと呼んでいる。
だからこそ、「このままでいいんだろうか」とか、「本当は何がしたいんだっけ?」など、ついつい考えすぎてしまうことがある。
明け方の若者たちの主人公も多分に漏れず、マジックアワーの日々をそうやって悶々と過ごしている。
マジックアワーを一人の女性に捧げた主人公は、数年後自分のマジックアワーをどう振り返るでしょうか。
結婚するとパートナーとの時間が増えて、子供の世話をして、子供が自立したかと思えば次は親の介護にあたる。
そうやって日々が過ぎていく人生の中で、時間もお金も比較的余裕のあるマジックアワーを、みなさんはどう過ごしますか?
また、どう過ごしてきましたか?
そんなメッセージがこめられていたように思います。
マジックアワーに近い20代の人が読んだら、より面白いだろうなと思います。
是非、読んでみてください。
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