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アサヒグループ大山崎山荘美術館

久々の名建築訪問です。
やはり建築家やオーナーのこだわりが随所に見える名建築は良いですね。

三連休の最終日、アサヒグループ大山崎山荘美術館に行ってきました。

2023年12月16日(土)から2024年2月25日(日)まで、企画展「藤田嗣治 心の旅路をたどる―手紙と手しごとを手がかりに」を開催中です。

大正から昭和初期にかけ建設された「大山崎山荘」の保存再生、活用を目指し1996年京都大山崎町に開館したのがこちらの美術館。

英国のチューダーゴシック様式。梁がかなり多いデザイン。 古さは感じませんね。今だけ玄関はしめ縄と門松。豪華な門松🎍お正月仕様です。

アサヒビール大山崎山荘美術館は、京都府乙訓郡大山崎町にある京都府の登録博物館。運営は公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団。大阪府と京都府の境にある天王山の山腹に位置し、眼下に木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する美しい風景を見ることができる。 ウィキペディア

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築100年の大山崎山荘以外にも、安藤忠雄設計の 別棟「地中の宝石箱」「夢の箱」があり、こちらはコンクリート打ちっぱなし円形のお馴染みの安藤忠雄建築です。
バリエーション豊富。
名建築好きにはたまりません。

ただ、おしいことに館内は一般客は撮影禁止で、写真は撮っていません。見事な木製レリーフや大理石をお見せできないのが残念。

こちらで詳しく紹介されています

階段の見応えのあるステンドグラス、吹き抜けのホール、階段の手すりの美しいカーブなど、これぞ100年というヒストリーを感じます。

テラスから望む山﨑の眺望も素晴しく、木津川、宇治川と桂川が合流して淀川になるのがよく見えました。

「山本記念展示室」の壁面や暖炉に使われている「画像石」には、中国の古い馬車が彫り込まれているのですが、どうやら紀元前の本物らしい。

えー⁈ 大英博物館みたい。いいの?
(国際問題にならない時代だったのね)

「地中館(地中の宝石館)」は安藤忠雄建築。
モネの傑作『睡蓮』などの作品を美術館所蔵の8点から3点を入れ替えながら常設展示。
タテヨコ2メートル級の大作です。

忘れてはいけないのが館内のカフェ。
特製スイーツ。リーガロイヤルホテル京都のパティシエ監修のケーキが🍰絶品です。

今はこの2品。特別展・藤田嗣治の展覧会会期中だけのオリジナルスイーツ。
画家の作品をモチーフにパティシエが考案したそうですよ。

グラン・フォン・ブラン grand fond blanc
モナミ・シャ mon ami chat (私のともだち、猫)

カフェは60分入れ替え制で、階段のオルゴールがお暇する時間を知らせてくれます。

今回は朝イチ10:00開館と同時に行きましたが、空いていてよかった。
やはり午後は混んできていました。


そうそう、書き忘れた。

特別展は藤田嗣治(つぐはる)。

絵から彫刻、額縁や漫画や挿絵。ほとばしる才能を感じました。
でも見た目がミスタースポック(俳優レナード・ニモイ)そっくりです。

藤田嗣治
ミスタースポック(俳優レナード・ニモイ)

Location: アサヒグループ大山崎山荘美術館

#love_kyoto #乙女建築 #安藤忠雄#大山崎山荘美術館

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