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自分で生きていく覚悟の独身女の仕事選び②

こんにちは。赤です。
以前書いた「自分で生きていく覚悟の独身女の仕事選び」という記事が、これまでで一番いいねをいただいたので、今回は第二段を書いていきたいと思います。
記事を読んでくださった方、本当にありがとうございます。

人間関係の距離感

最初に就職した会社は、同年代の方が多く、女性が多い職場でした。仕事も割と楽しく過ごせたし、仕事の後の時間もよく遊んだりしていました。しかし、心の中ではこの会社にいるのは今だけだなと思っていました。

若い女性が多い会社というのは、人件費を抑えている傾向にあり、私の場合は勤務年数を重ねるだけでは給料は一円も昇給しませんでした。年収は250万円以下で、GW・お盆休み•年末年始休みなし。仕事自体は嫌いではなかったし、残業も多くなかったので、しばらくはやっていましたが、将来ずっとこの仕事を継続することはないと思っていました。実際、転職していく方は多いです。

また結婚や出産を機に正社員からパート(最低賃金のバイトの給料)になる方がいて、そういう方を安く仕事をしてくれる労働力と期待しているように思いました。
結婚後にパート勤務になるなら、家の近所の方が時間効率がいい気がしますが、真面目な方は勤務継続されるんですよね。

何回か転職していますが、今の業界は男性が比較的多く(7〜8割程度)、技術的なことを扱います。年齢層は若い方もいますが、年配の方が多いように感じます。
そういう会社の方が、勤続年数で昇給したり、給料水準も若い女性が多い職場より高くなりました。(ある意味古い文化が残っているということでしょう)
また、女性は多くないため、会社の中では比較的優しく扱っていただけますし、女性同士も皆さんそれぞれ生きている環境が違い(既婚未婚•子供有無•営業か技術か事務かなど職種の違いなど)、付かず離れずの距離感で楽でした。

会社にもよりますが、男性社会の会社で女性比率が上がってくると、バランスが崩れて人間関係がやり辛くなることもあります。(仲良いもの同士だけで盛り上がりたいというような、学生みたいな感覚の人がいてびっくりしたこともあります)
いろんな方がいますが、職場の人間関係で皆がみんな仲良くする必要もないと思いますし、男性サラリーマンによくありそうな、休日ゴルフや行きたくない頻繁な頻度の飲み会が多い文化の会社は、時間とお金を失うので、嫌な方は転職を検討するべきです。

しかし、このような人間関係の雰囲気や距離感は、入社しないとわからないことが多いです。今は転職評価のサイトもあり、口コミを見ることもできますので、利用して事前に予測できることは情報収集しておくべきです。

キャリアパターン

先ほども触れましたが、女性が多い職場とされる業界職種は、仕事に対して低賃金の傾向が高いです。(販売、サービス業、看護師、介護士、保育士、一般事務等)
女性は結婚や出産、旦那の転勤、体調不良などで離職する可能性がそもそも男性より高いと想定されます。ぶっちゃけ仕事からの逃げで結婚などを理由にする方も実際います。就活時に自分はずっとこの企業で働きたいと思っていても、雇う企業側もそれを想定した採用しかしません。

なので、短期間で成果を出すことが求められ、そのような仕事が割り当てられます。つまり覚えたらルーティンワークになりがちということで、デメリットとして高度で長期的なキャリアを築くのが難しいところがあります。
男性は比較的最初から長期での勤務を想定された採用で、すぐに成果を出せなくてもズルズル会社に居ることができる可能性が高いです。

女性は転職を繰り返す方が多いのは、出産などで離脱したことだけが理由でなく、それらを選ばない方が成長の見込めないキャリアパターンから抜け出し、自ら経験値を高めていく行動からくるのだと思います。
最初の会社なんて、社会人経験のないまま就活をして、なんとか受かるところを探す作業です。最初の会社で勤めて、経験値を積んで未来を考え、実現したい方向へ歩むのが現代のキャリアだと思います。(休みが欲しい、給料を上げたい、行きたい業界に挑戦したい、家庭との両立など)
事情や内容にもよりますが、転職回数が多いことや、数年の勤続の職歴を「短い」とネガティブに判断する企業は、時代錯誤もいいところです。

例外になりたければ、公務員か、能力が高い方は企業の総合職や専門性の高い職に就けば、同じ会社で勤め続け収入もあり、自立した人生が送れると思いますが、ほとんどの女性の方はそこに行くのが難しいです。

個人的には、いい条件を探しての転職を繰り返すこと、一つの会社に拘らず働ける力を身につけることがキャリア形成に必要だと思います。そして、希少性のある人材になることも重要なので、業界や職種選びはその辺を意識して行うといいと思います。そういう意味でも、男性の比率が高い業界(=長期で働いている人が多い)を目指せばいいと思います。(肉体労働系は別です)
もしマネージャー職を経験したいなら、女性が多い職場で勤続年数を重ねるのがいいと思います。(私には向いていませんが)

最後に

個人的に私も、これから大きく仕事の環境が変わろうとしていて、上手くやっていけるのか不安でしかありません。しかし、いまの仕事で得られるものもそろそろ限界が見えたので、また新しいことを習得して、社会人として力をつけていけるように頑張りたいと思います。一緒に頑張りましょう。


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