日本人的価値観をぶっ壊す　Part.43

「おもてなし」の精神　byはるか

トルコのパムッカレに来てからホストのサミさんにずっとご馳走になっている。

送り迎えまでしてくれて、いろんな素敵な場所に連れて行ってくれる。

「どうしてそんなに親切にしてくれるの？」と尋ねると、「旅人はみんな美しい心をもっているから」と答えてくれた。

「情けは人のためならず」

という言葉は、人に優しくすると自分にいいことが起きるという言葉だけど、少しの間しかいない僕たち外国人にここまで親切にしてくれることが彼にとってメリットになるとは考えにくい。

サミさんを見ていると、純粋な心で来てくれてた人を「笑顔にしたい」とか「喜ばせたい」とかいう気持ちがあるんだろうなぁと思った。

日本にも「おもてなし」という言葉がある。もしかしたら日本人もこういった心を大切にしてきたのかもしれない。

そう考えると先祖の方々に畏敬の念が込み上げてきた。

海外の素敵な人を見て、日本の素晴らしさを感じる不思議な体験ができた。

本物の「ギバー」に出会った　by ASO

トルコのパムッカレというところで、
カウチサーフィンを用いて、ホームステイをした。

カウチサーフィンは「宿を無料で貸してくれる」というサービスなのだが、
ホストのサミさんは

・送り迎え
・ご飯全て奢ってくれる
・観光地を案内してくれる
などなど、全て身の回りのことをもてなしてくれる。

理由を聞くと「旅人が好きだから」とのこと。

こんなにもてなす人いる？ってくらいの衝撃を受けた。
多分人生で一番の「ギバー」をふれた。

今まで、自分も何かをもてなす、してあげるということはあったが、
心のどこかで、「貸し借り」の気持ちがあった。

なのにサミさんはすぐお別れする自分達に
圧倒的なもてなしをしてくれるのだ。

マジで尊敬したし、この心の広さとギバーの精神はインストールしたいと
心から思った。