見出し画像

学校が嫌いすぎて夢を見る

私は今、40代前半。ようやくここまで歳を取ったって感じだ。私は早く歳を取りたかった。一度、自殺未遂をして死ねなかった。寿命を待つことにした。


よく「子供の頃に戻りたい」「高校生に戻りたい」など聞くが私は一年たりとも後戻りをしたくな。


私は家族が嫌いだったし、学校の先生も嫌いだった。結婚した夫も憎しみあって終わった。友達も・・・ほぼ縁を切った。


私は20才の頃から15年間、週4〜6回学校の夢を見ていた。

夢の中で制服を着ていることに焦るところから始まる。

「この制服は中学校だ!あーーーー!!中学終わっても高校行かなくてはいけない!」

と絶望したり

高校の制服だと「何年生だ今!?高校三年生であります様に!!!!一年からなんて耐えられない!!」

とこれまた絶望する。

目覚めると毎回、曖昧な頭で「これは夢なのか?現実なのかどっちだ?」と慌てて考える。

「ああ、夢か・・・」とわかるとホッと胸を撫で下ろす。


子供は私の母校の小学校に通っていた。授業参観に初めていった日、昔の思い出が蘇り吐き気を催しトイレに駆け込んだ。

虐められていたこともあったけど、それよりも先生の押しつけ教育や暴力が怖かった。今の先生は本当に優しくなったと思う。

私の子供は先生達を好きだと言っていた。私もこんなに人権を尊重してくれる様になったのか。と感心した。

先生の機嫌で全てが動く時代では無くなったらしい。



歳を重ね髪には白髪がチラホラ。目尻にはシミとシワ。それらと引き換えにようやく自分らしさを手に入れた。


これからは右肩上がりの一方だと信じたい。そうであるためにはもちろん自分に負荷をかけて頑張っていくことが不可欠だ。


一年後、もっと笑えていたらいいな。


大切なものが増えていたらいいな。


成長している自分を想像して近づけていける様にいろんな事を頑張ってみようと思うこの頃・・・。




#学校

#先生

#体罰

#嫌い



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?