【12/4無料セミナー】画像処理やロボティクスが創る超高齢社会の未来 柴田智広先生(九州工業大学)
こんにちは! アドコム・メディアの広報・メディア事業部です。
2024年12月4日(水)~6日(金)にパシフィコ横浜で開催する展示会「国際画像機器展2024」,会場隣接のアネックスホールで開催される聴講無料の「国際画像セミナー」,特別招待講演の内容をご紹介いたします。
今回は12/4(水)16:10~17:00に開催の「画像処理やロボティクスが創る超高齢社会の未来」をご紹介します。ご講演者は九州工業大学の柴田智広先生です。柴田先生の研究室のテーマは「人・社会をシステムとして理解し,AI・ロボットで支援する」。障がい者の暮らしやリハビリテーションをサポートするために、人工知能(AI)やロボティクスを駆使したシステムの研究開発を行っています。たとえば、スマートデバイスでパーキンソン病の方の体調を予測するシステムや、病院や介護施設向けの「介護支援ロボット」などをはじめ様々なシステムを開発しています。
また研究室では、介護とIoTという観点から生まれた「スマートライフケア共創工房」を運営し、全国の企業や地域、行政と協働して先進的介護を目指した活動を行っています。
今回,その柴田先生に国際画像セミナーでご講演いただく内容は,介護分野でのAI・ロボットの活用が今後製造業界にどう生かせるかついて。
超高齢社会と人口減少という重大な課題に直面する日本では、今後64歳以下人口は確実に、急激に減少することが見込まれ、すべての業種で省人化と効率化が急務です。例えば、すでに多くの大手スーパーやコンビニのレジにはセルフレジが導入され、店内には「タイミーさん」などといわれるスポットワークサービスから派遣された店員さんが増えてきたのを実感している方も多いでしょう。
本講演ではまず、介護現場の負担軽減や生産性向上を目的とする画像処理機器やロボットの技術開発や社会実装の取り組みを紹介します。
そして介護分野における課題、技術開発、社会実装の取り組みは、製造業にも有用な部分が少なくないことを指摘し、画像処理やロボティクスが創る超高齢社会の未来を展望する予定です。
2024年問題を待たずして慢性的に人手不足の介護業界。省人化の技術も先んじている分野の技術が今後どのように製造業界に生かしていくのか。今後急速な進行が見込まれる労働者の高年齢化も考えると、介護業界で実用化されている技術やロボットは、微調整程度のカスタマイズで製造現場にも活用できるようになるのかもしれません。自分もいずれ高齢者になることを考えると、他人ごとではないセミナーです。
セミナー参加ご登録にあたっては,まず展示会ご来場のご登録をお願いしています(展示会のセミナーのため,お手数ですがお願いしますね)。
特別招待講演以外にも,最新情報や知識が得られるセミナーのプログラムがもりだくさんです。この分野の知識や情報収集のチャンス,ぜひご活用いただければうれしいです!
どうぞよろしくお願いいたします。