![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98841800/rectangle_large_type_2_878eaffc837bd7ba8441eb1091619f10.png?width=800)
Photo by
betalayertale
鯉のビリヤニ
不意に打ち上がった花火の余韻は
煙が
火薬の匂いが
音の反響が
映った残像が
空から
残滓がなくなって
花火なんて上がりませんでしたよ
いつもの
なんの変哲もない
あなたが
気にもとめない
夜しか広がっていませんよ
んて
顔をしだして
意識なんてしてませんから
お互いに
なんて距離感になって
消えるの
そんな花火みたいな
感情の起伏を恋と呼ぶなら
死ぬまで終わらない花火を
期待なんてできない
私は
雨ニモマケズ 風ニモマケズ