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【意外と知らない】個人で月利100万円を超える輸出事業をなぜ企業が真似できないか

どうも、安達です。

輸出事業を個人で開始し、チーム化して月利100万、年商6,000万円まで達成した経験をもとに、「企業が輸出事業を始める時のよくある落とし穴」をお伝えします。

事業拡大をしたい、収益の柱を増やしたい、事業として利益を出せるものなのか知りたいという方にお役に立てる記事になっています。



輸出事業で月利100万円は達成できる

『月利100万円』でヒットしたサムネ一覧

物販のコンサル界隈では月利100万円が一つの基準になっています。

輸出物販では新規で始めて月利100万円を達成することが、割と当たり前になりつつある数字となっています。

僕も実際にコンサルを受け副業で月利100万円を達成できたうちの一人です
(YouTubeに実績公開が上がっています)

引用:モトキ海外ネットショップ経営


3年前、本業をやりつつ副業で本業を超える収益を達成することができました。

副業ですが、自分で新たな事業として本業以上の売上を立てられたことは、振り返って見るとよくやっていたと思います。

ただ正直、24時間365日頭の中はebayのことでいっぱいでした。

物販事業は意外とやることが多い

ちなみに、ネットで物を売るイメージとして、
メルカリで不用品一つ売るために必要なタスクってどれだけあると思いますか?


メルカリって意外といろんなタスクがある!
  1. 不用品を探す

  2. 写真を撮る

  3. 売れてる履歴を探す

  4. 出品する

  5. 値付けする

  6. 毎日通知を確認する

  7. 価格の調整をする

  8. 売れたらメッセージ連絡する

  9. 梱包する

  10. コンビニに持ち込み発送する

  11. 発送連絡をする

  12. 受け取り連絡を待つ

  13. 売上金を引き出す


一つのモノを売るのにこれだけのタスクが必要です。


一見簡単に見えて、意外と多くないですか??


これが月に500件を超えることを想像してください

実際に、ebay月利100万円だった頃の1日のタスクを以下にまとめました


副業でやれる時間って人によりますが、平日は2-3時間がリアルではないでしょうか?

では、簡単にですがebay月利100万円の1日のタスクを以下にまとめました

引用:ebay
実際に必要な業務とフロー
  • 毎朝バイヤーからのメッセージ50件

  • 毎日10品のリサーチ出品

  • 毎日15品の仕入れ

  • 毎日15品の再出品

  • 毎日30品の価格調整

  • 毎日10品の在庫管理

  • 毎日外注さんとの連絡

  • その他雑務

  • スマホの通知が止まらない(カオス状態)


これよりもさらにやることはあります。
もう一度言いますが、これで1日分です。


ECサイトとはいえ「お店」です。
上記くらいのことは当然発生します

これワンオペでできそうですか?
ちなみに毎日10品行うリサーチも、1件あたり10分程度はかかります。
(それだけで100分が消えていきます)


はい。

結論、一人では無理です。


ですが、裏を返せば、業務がシンプルなので
仕組み化して複数の外注さんとタッグを組むと可能になります。


大切なのは「事業にどれだけ人の時間を使えるか」です

個人の副業の2−3時間では到底難しいですが、

外注さんの時間を使わせてもらうことで時間は増えます。

どんどんタスクを回せばスケールできますから、
外注さんへの依頼が増えても月利100万円は可能なんです。

ただし、
「複数名」の外注さんにお仕事を依頼することが条件となります。


ここについて、詳しくお伝えします。

外注化で最も重要なことはコレです

ebay輸出と外注化を組み合わせることで月利100万円を達成できます。

ただし、大事なのはそれを「管理する仕組み」を作ることです


先ほどもお伝えしたように、ECショップ運営には様々なタスクがあります。

これらタスクを一人の外注さんに丸投げはできません。

ここでいう外注さんとは、
・家事の合間に在宅でお仕事をしたい主婦の方
・副業でもやってみたいというサラリーマンの方
が大部分を占めます

要は「外注さんも時間に限りがある」ということです


なので、
複数の外注さんにタスクを分けてお仕事をしてもらう必要があります

  • リサーチ外注

  • 出品外注

  • 顧客対応外注

  • 再出品外注

  • 利益計算外注

これらそれぞれの業務に対して、外注さんをパズルのピースのように当てはめていきます

取引数が多くなれば、外注さんを増やしてピースを埋めていきます。

ECサイト運営をやる上で重要なのは自分のタスクを託しながらスケールし最終の責任は管理者が持つことです。



全体の事業マップに対して、外注さんをパズルのピースのように当てはめていきます

取引数が多くなればなるほど外注さんの数も多くしなければ拡大したマップは埋まりません


ebayセラー(売り手)はECではあるが一つの店舗を経営しています

バイヤー(買い手)にとってセラーのお店の都合はどうでも良いです

とにかく商品を買いたい。失敗したくない。早く届けてほしい

ただそれだけです

ですのでセラーは店舗を責任持って運用することが大前提です

店舗運営を円滑に回すためには部分的なお仕事をやってもらう外注さんだけでは難しいです

いわゆる”繋ぎ役”が必要になります


それはebayセラーオーナーである管理者が行う必要があります

(またはその役目をやってくれるマネージャーを雇う必要があります)

この役目はとても大変です

なぜならお店は24時間365日開いてていつでも購入できるからです

1.8億人のアクティブユーザーを抱える世界最大級のECショップは売れます


オンラインで完結するebay輸出の利点であり欠点でもあるのが

”売れれば売れるほど手がかかる問題です”


僕もebayを始めて3年間休んだことはありません

つまり、外注だけでは埋まらない店舗運営に必要な雑務や繋ぎ役を誰かが行うことで24時間365日売れまくるECサイト運営ができるのです


売上を上げるためにスケールし、事業マップを広げるのも自分ですが、当てはめるパズルも自分で考えて選択していく必要があります


ECサイト運営をやる上で重要なのは自分のタスクを託しながらスケールし全ての責任を管理者が請け負いながら走ることです。


人が多い企業より個人が有利な訳


事業にどれだけ時間をかけられるかが重要であるなら、個人よりも圧倒的に企業の方が有利なのでは?

と思うかもしれませんが、実はこれが難しい。

その理由は一つ。立ち上げ人材です。

「ebayを1からスタート」
「事業のスケール」
「人をかけて組織化する」

この経験がないと、
企業の中の一人が勉強しても事業化することは非常に難しいです。


つまり、
最初の一人に「強烈な負荷」と「センス」が求められます。


なので、組織より、覚悟が決まり切った個人の方が有利なのです。

(僕もあの時ガンギマリしてなかったら、絶対に月利100万円まで到達できてなかったです、、笑)


企業でも新規輸出事業で成功している例

ここからはすでに企業として輸出事業を新たに始めて成功している事例を紹介します。

共通するのは、
「販路拡大」として輸出を始めた企業です。


(具体的な企業名は伏せてお伝えします)

  1. ブランド品買取業社

  2. カードリサイクルショップ

  3. 釣具買取ショップ

  4. ゲーム買取店

  5. 業務用機器買取業社

  6. カーパーツ販売業社

  7. リサイクルショップ

  8. 自社商品を持っている企業

代表的なものとして挙げています

ざっくり言うと
自社で商品を持っている企業になります

今現在、上記の事業を行っている企業で
輸出販路がない」場合はチャンスです。

国内販路よりも海外の方がニーズが高い場合が多く、単価が高い傾向にあります

ご存知かもしれませんが、ここ数年で買取ショップがフランチャイズ展開で急増している理由として、輸出販路の拡大が大きな要因になっていると考えれます



ただし、簡単に成功を収めた企業ばかりではありません

ebayというプラットフォームで販売する以上、
ルールを理解しうまく立ち回る必要があります


ebay輸出で販路拡大するときに抑えておくべき注意点

  1. ebayならではのリサーチ方法

  2. 出品方法

  3. 売れる写真撮影方法

  4. 評価に関する情報

  5. VeROポリシー違反に関する情報

  6. 発送除外国に関する情報

  7. クーリエ(海外発送業社)との契約方法

  8. 関税に関する情報

  9. 返品・返金に関する情報

  10. 紛争に関する情報

  11. 詐欺バイヤーに関する情報

  12. セラー(売り手)保護に関する情報

  13. 梱包方法に関する情報

  14. 古物商に関する情報

  15. to B 向け取引に関する情報

  16. アカウントヘルスに関する情報

  17. SEO対策に関する情報

  18. 税務・経理に関する情報

上記の内容について一通り理解し進めていく必要があります

断片的にはブログやSNSでの発信をみれば解決できることもありますが、失敗することなくとにかく事業として早く成功させたい場合、やはり伴走してくれるアドバイザーがいた方が成功する確率は高くなります。


最後に、
これらの経験を元に僕が支援させていただける内容をお伝えさせていただきます。


継続した利益を生み出す「輸出事業サポート」を提供しています


僕が提供する「輸出事業サポート」によって、企業でこれからebay輸出を始めた時に、一人のカリスマがいなくても利益が生める事業とチームが得られます。

実現するために、3つのポイントがあります。


1.『売りたいものを売る』ではなく、『売れてるものを売る』市場ニーズに合わせたショップ展開

▶︎これをやってきた事で、事実、年商6,000万円を達成することができました。市場ニーズにあわせて変化していくことで資産性の高い店舗展開ができます

2.『在庫を保有する有在庫』から『売れてから仕入れる無在庫販売』をベースにスケールする

▶︎この方法によりイニシャルコストを最小にしながら、圧倒的に売上を作ることができます

3.輸出事業の組織づくりをサポートし自走できるチーム形成を提供

▶︎これまで僕がやってきた、仕組み化、効率化、システム化の知見を全投下し、輸出チームを組み立てます
リーダー人材を中心にした目標設定・人員配置・外注化・業務委託など様々な手段を駆使し自走する事業立ち上げを支援します


最後に

福岡の企業で、従業員リソースが余ってたり、新規の収益の柱を作ることを考えている社長さんは是非ご連絡ください。

具体的に対面またはオンラインで輸出事業の実際の流れやチーム体制についてご説明させていただきます。


株式会社Ladder
安達 慎太郎




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