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舵と錨と北極星

組織を船に例えることが多いが、このコロナという荒波を超えていくために大切なのは、舵と錨と北極星だ。

予測不能な状況なので、直近の準備や計画が意味を成さなくなることも多い。波に揉まれて方向感覚を失ってどっちに進めばよいかわからなくなることもあるだろう。そんなときに、頼りにするのは北極星だ。どんなに方向を見失っても北極星さえ見つけられれば、進んでも後退しても、回り道をしても最終的には行きたい方向に向かうことができるはずだ。

そして、船自体をどのように操舵していくのか、荒波に任せるのか、そこから逃げるのか、立ち向かうのか、最適な進路に進むための判断が必要になってくる。北極星によって行先が見えても、手前で沈没しては意味がない。

さらに、時には荒波の中で耐え忍ぶことも必要だ。錨をおろして、波に揉まれながらも揺るがない、揺さぶられても動じない、荒波に揉まれて頑なに耐えるのではなく、しなやかに波に乗りながら渦から抜け出すような在り方も必要になる。

北極星はビジョンであり理事長が責任を持って先を示す必要がある。どんな状況においてもビジョンを示し続ける姿勢が大切だ。そして、舵と錨を担うのは事務局長だ。錨をおろしながらブレずに組織基盤をつくり、舵切りによってビジョンに向かうためのミッション(事業)の進路を決めていく。

そして、その舵取りや錨の上げ下げを支えるのが事務局のメンバーだ。多くの仲間の力によって船は成り立っている。

舵と錨と北極星。そんなイメージを頭に描きながら、乗組員と共にコモンビート号を日々進めていく。


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