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【感謝】2022年はミュージカルも自分のこころも「再開」した1年でした!

安達亮

2022年は言うも及ばずで「再開」の1年でした!
そうです、コモンビートにとってはミュージカル公演の再開を果たした1年になりました!

2020年2月に第55期東京公演の幕を下ろしてから、新型コロナウィルス感染症が全国、全世界で蔓延し、私たちのアイデンティティであった「100人100日ミュージカルプログラム」も休止に追い込まれました。

2020年7月には「100人100日ミュージカルプログラム」を2021年いっぱいまで休止することを発表(懐かしいので見てみてください)。2022年にはミュージカルを再開させることを願い、2020年10-12月でクラウドファンディングを実施し1,060万円の応援を集めました。

そして、2021年中に準備を積み上げて、ようやく2022年7月に関東、10月に関西と再開公演の幕が上がりました。結局今に至るまで新型コロナウィルス感染症は終息しておらず、状況からしても、一気に「100人100日ミュージカルプログラム」を再開させるところまでは持っていくことができませんでした。私たちにも運営ブランクがあるので、まずは感染予防対策を施した上で安心安全に「幕を上げる」ために運営するための方法を模索し続けました。

参加したキャストのみんなには主に以下のことをお願いしました。回数が少ないので鬼のスピードで進んでいく練習、お互いの表情が見えないままでの練習、呼吸がしんどすぎる夏のマスク練習、終了後に一緒に乾杯できない練習。。。公演の幕を上げるために、キャストのみんながたくさん協力してくれました。本当に感謝感謝です。

①練習は今までの半分(約10日)の回数で2週間おき
 →練習で陽性者が発生してもリカバリーできるように
②初顔合わせから本番終了後まで毎日健康観察
 →コロナ特有の症状が出てないことを毎日確認
③練習はずっとマスク着用
 →仲間の表情が見えなくても我慢して、飛沫感染を防ぐ
④本番前はキャスト全員でスクリーニング検査
 →マスクを外す本番にコロナを持ち込まないように最大限の努力
⑤座席は全席指定席で全てチケットぴあでの取り扱い
 →自由席から指定席への変更、今までの手売りからぴあ販売のみへ
⑥オンライン配信に挑戦
 →観客動員を制限されたって無観客でやりきる
⑦お客様とキャストの対面はなし
 →泣く泣く中止。
⑧練習後も本番後も打ち上げ・飲み会・会食はなし
 →これが一番きつかった(笑)。直行直帰の対面練習を徹底。

これだけの制限があっても、ずっとできなかった「みんなで集まって歌って踊って表現する」を再開できたことは本当に大きかったです。公演の再開もそうですが、毎回の練習もとても尊いものでした。2年間眠っていたそれぞれの感情が湧き出て、練習は活気と感動に溢れました。

私自身も関東公演には居ても立ってもいられずにキャスト参加してしまいましたが(笑)、毎回の練習は「こころが喜んでいるー!」と仲間たちの前で泣いてました。家の中が生活空間のメインになり、人との距離もソーシャルディスタンスによって離されて、いつのまにか自分の心にも影を落としていたんだと思います。それをまた晴れやかな心にしてくれたのは、紛れもなくこのミュージカルの再開だったなと思います。自分の心も再開しました(笑)。

再開記念公演の開幕前にはコモンビートの代表として観客のみなさんに挨拶をさせていただいています。その文章を掲載させていただきますね。もちろん市民活動としての「表現の機会を社会に取り戻す」ことも大事なのですが、自分としてはそもそも市民の「心が躍っているかどうか」にフォーカスを当てていたつもりです。

みなさん、こんにちは。コモンビートの代表の安達です。

2020年2月22日に、まさにこの幕が閉じて以来、新型コロナウイルス感染拡大により、私たちが17年間つないできたミュージカルが止まってしまいました。それから2年半が経ち、ようやく今日という日を迎えることができました。

再開に向けて準備をする中で私自身も表現したい!と、いてもたってもいられなくなり、私自身もこの舞台に立つことを決めました。みなさまへの挨拶が、まさかの衣装での登場となったことをお許しください(笑)。

ここに至るまでに、クラウドファンディングで1,060万円の支援をいただくと共に、多くの方に「コモンビートを存続してほしい、がんばってね」とたくさんのお声がけをいただき、支えていただきました。多くの応援により、踏ん張り続けることができました。本当にありがとうございました。

この幕が上がるということは、心躍る​市民による表現活動の機会を社会に取り戻すということです。コモンビートとしても新たな一歩を踏み出すこととなります。みなさんとその瞬間を共にできることが何よりも嬉しいです。

それでは、いよいよ幕開けです!ここからは、ミュージカル「A COMMON BEAT」の世界をお楽しみください!

カンペを読むのはここまでです(笑)!

(帽子を被り、笛を吹く)

ピーッピ!ピッピっ!ピッピっ!

再開記念公演シリーズ・関東公演版 代表挨拶

そもそも、団体の代表が自団体の運営するプログラムに参加するということも前代未聞だとも思いますが(笑)、これが自分自身の代表としての在り方のひとつの解でした。自分にとって大好きなこのミュージカルを再開させるために自分自身ができることは「もう一度このミュージカルで感動すること」が必要だと思ったんですよね。そう思ったその瞬間に理事会や事務局に相談することなく申込みボタンを押しました(笑)。

ミュージカル公演自体の「再開」も果たしましたが、自分のこころも「再開」したと思います。自分のこころもコロナ禍で止まりかけていたけど、それが動き出したということ。それはおそらく私自身の今後の原動力になっていくと思っています。来年20周年を迎えるコモンビートが社会に、その先の未来にどのようなインパクトを届けていくのか、ビジョンを実現するための大きな壁を超えるためのエネルギーに変わっていくと思います。

コロナ禍でビジョンを見つめ直して生まれた「コモビジョン」のストーリーの中の以下のフレーズが大好きです。

必要なのは 少数の優秀なリーダーではなく
「ありのままの自分」を受け入れた
たくさんの「わたし」。

国でもなく社会でもなく、人を起点に、
「違い」を豊かさだと思える意識と行動を
世界中に広げていくことです。

どこにいても、どんなときも
自分という個性に、心から満たされて生きる。

ひとりひとりの幸せは
多様な価値観を認めあえる社会の、
その先にあると 私たちは信じています。

コモビジョン」より

このビジョンの実現に向けて、さらに来年からも活動を推進していければと思っています。まずは再開記念公演シリーズのフィナーレを飾る九州再開記念公演を幕上げすること。関東・関西で果たせたなかった満席の会場を生み出したい(チケット絶賛販売中です!)です!そして、「100人100日ミュージカルプログラム」が本格再開です。再開を果たした、東京で8月と関西で11月に公演を行います。今回は1週間に1度の練習に戻して運営します、なので新規参加者大歓迎です!すでにキャスト募集に向けての情報が出ていますので、来年の「やりたいことリスト」に「ミュージカルに参加する!」を加えていただければ(笑)!

少しずつでありますが、コモンビートの活動はコロナ禍に入る前の状態に再開しつつあります。ですが、コロナはまだ終息していないですし、もはや日常に「あるもの」として存在しはじめています。その状態で自分たちらしく活動を運営できるようになることがとても大切だと感じています。

そういう意味でも、再開記念公演シリーズの関東キャスト・関西キャスト・九州キャスのみんなに改めての感謝を伝えたい。いろんな制限がある中で協力してもらっていることが、withコロナでの運営のノウハウとして蓄積されています。「どうすればああなり、どうすればこうなるのか」それがわかることが今後の力になっていきます。本当に協力ありがとうございました!

そして、2022年の活動を支えた事務局のみんなにも感謝です!団体の代表がキャスト参加するとか言い出すもんだから、たくさん皺寄せがいったと思います。そもそもコロナ禍での運営はみんな初チャレンジでした。それでもやり遂げてきているみんなにあっぱれです!ありがとう!!来年も大変だと思いますが、頑張っていきましょう!

では、また来年!良いお年を!!

NPO法人コモンビート
理事長 安達亮(りょう)


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