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情シスの管理職になったお話

こちらは「【初心者優先枠】corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#2」 4日目の記事になります。

転職しました。

2022年も残り僅かになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
実は私、5月に転職しました。
転職理由は色々とありますが、前職では情シス担当としてやりきった感もあり、ちょっとした燃え尽き症候群になっていました。
その最中にWantedly経由でカジュアル面談のお誘いがあり、当時は採用活動もしていたので、情報収集も兼ねて他社の状況や経験を積むために面談を受けていました。

現職になる会社とカジュアル面談を受けていた時は、情報システムの課題・問題点ついて説明して頂きました。正直、その時は他人事のように「大変そうだなぁ」と思って話を聞いていましたが、面談の最後に「弊社を受けて頂けませんか?」と直球ストレートで言われてしまい、カジュアルな場でそう言われてしまうと断るのも忍びないので、記念受験の感覚で応募する事になりました。
その後、書類選考→適正テスト→1次面接→2次面接と進み2次面接から三日後に内定となりました。

転職を決意した理由としては1人情シスでは無く、チームで働く環境、多少なりとも年収アップ、人数規模が倍以上の会社で自分の実力が通用するか試してみたかった等などあり、現職で働く事となりました。

土台を作るところから

転職後は予想以上にカオスな状況で・・・

・派遣社員に丸投げな状況

転職後に1番驚いたのが、情シス業務を派遣社員の方に丸投げをしている状況に目を疑いました。実作業のみとかであれば特に気になる事は無いのですが、運用を構築するところから丸投げ状態で社員が関与せず、考えておいて下さいの一言で済ましている状態。
色々と話を紐解くと、元々4名ほどいた情シス社員が1年間で全員退職し、屋も得ず他部署の人を情シス兼務としてアサインし、殆ど社員が居ない状況で派遣社員の方々が自分たちになりに考えて業務を回していました。
また、派遣社員の方々は事務職として雇用されており情シス業務経験者は誰も居ない。
その結果、場当たり的な対応になり、業務の「負の遺産」が溜まっていくのでした。

・メンテしていないシステム

他にも入社3日目の時に全くメンテされていないIT資産ツールを見つけて覗いてみると、バックアップ保管場所の空き容量が0GBになっていたり、バージョンアップしていない事を起因とする不具合があったり、1人では対応しきれない状況でした。

他にも多々、カオスな状況があったのですが、キリがないのでコレぐらいにします。

マネージャーになりました。

バタバタしながら、目の前の課題を対応していました。
派遣社員の方がやっている業務も一緒に経験し、運用フローを改善に着手。
外部の力を借りつつシステムの不具合も解消。
日々、タスクが増える中でも少しずつ環境を改善して来ました。

そんなある日、上司との1on1の際に「マネージャーになって頂こうと思ってます。」と言われ、驚いてしまった事を思い出します。
一般的に管理職になりたがらない人が多いと聞きますが、自分としては一度、経験してみたいと思ってました。正直、経験もせずに管理職の適正があるか無いのかを判断するのは経験するしか無いと感じていました。
また、派遣社員の方からもマネージャーになって欲しいとの声もあり、今ここで自分が管理職にならなければ、あとから入社された管理職候補の方がマネージャーになる可能がありましたが、ここまで構築してきた現場との連携・コミュニケーションがふりだしに戻る可能性があったので、折角、築き上げた情シス部門を維持する為に腹をくくることにしました。

マネージャーになると

9月の中旬頃に上司からDMがあり「DMですみませんが... 10/1からマネージャーで良いですね!?」と言われ私も「10/1で良いですよー」と返答しました。
結構、マネージャーになる瞬間はあっさりしていました。

業務自体は元々、マネージャーっぽい立ち振舞を勝手にしていたので特に大きく業務内容が変わる事はありませんでしたが、徐々に以下のように変化が出てきました。

  • 兎に角、MTGが多くなる。1日MTGで終わる日もある。

  • 1on1を実施するようになった。(する側になる)

  • 労務管理・部運営

  • プロジェクト管理

  • プレイヤーとしての業務が少なくなる


最後に

管理職になって2ヶ月しか経過していませんが、出社する度に問題点や課題が出てくる日々です。ただ、このタイミングでなって良かったと思っています。
プレイヤーのままでも問題なかったですが、管理職になることで仕事がマンネリ化せずに今まで経験した事がなかった領域にチャレンジ出来る事は自分に取ってプラスに動いています。
今後は自部署のメンバーが活躍し、社内から表彰されるような人材を排出する事が自分の中での目標です。

今回、この内容はオブラートに包んだ内容にしていますので、リアルな状況について気になる方は言って頂ければお話致します。

管理職は一度、チャレンジしてみると良いよと言うお話でした。

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