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愛すべきバカ

バカと天才は紙一重って言葉がある。バカって言葉はあまり良くないが、たまに天才なのかと思うバカがいる。

大学時代、部活の一部の人たちで集まってよく飲んでいた。大学生の飲み会だからそんなものかもしれないけどだいぶ過激だったと思う。当時は楽しかったけど、今やれと言われると引くレベルで飲んでいた。

飲み会の終わりには野球挙をしたり、アパートの外の畑にクロックスを投げて皆で探したり、調味料を飲んだり、、、今考えるとめちゃくちゃやばい。だけどその発想がすごい。バカを極めし者の発想としか思えない(褒めてる)。実際めちゃくちゃ楽しかったし、この前オンライン飲み会でも結局こうなった。

社会人になると皆バカを卒業して大人になるんだと思っていたけど、もちろんそんなことはなかった。
会社で仲の良かった先輩がいた。29歳くらいだから4つ上の歳だ。この人と飲むとだいたい大変なことになる。

小学校に侵入したり、ガールズバーに行って支払いが10万円だったり、落ちたら死ぬレベルの高さまで木登りしたり、すごい逸材を見つけてしまったと思う。
個人的によく覚えているのが何軒もハシゴしていたときに、途中コンビニでお酒を買ったら、なぜか一緒に洗面台に置いてあるようなプラスチックのコップを買ってそこに買ったお酒を注いで飲んでいたことだ。もちろんそのコップはその夜のうちになくなった。

自分もいつも飲み会だとマンネリ化してくるからたまに何か企画していた。
社会人2年目の10月頃、秋刀魚焼きたくない?って企画をして、その先輩と別の先輩と先輩の彼女と4人でやることになった。
皆もちろん焼く道具もないし、自分は当時週に2000円で生活するレベルに切り詰めていたので、100均で道具を揃えた。
まず網と、炭を入れる植木鉢がなくてステンレスのザル、たまたま見つけたファイヤースターター、炭は別のところで300円くらいだった。かなり安上がり。
これとサンマとお酒を少し買って1人1000円くらいやんと思っていたけど、他にも肉とか貝とかタコとかいろいろ焼いた。

その時読んでいたファブルって漫画で主人公がファイヤースターターで火をつけてるのがかっこよくて真似して買ったけど、なかなか苦戦して1時間半くらい火がつかなかったのを覚えている。
その後はなんだかんだ上手くできて、社宅の駐車場で夜2時くらいまでやっていた。今思えばよく怒られなかったなと思う。

他にも書きたい人はいるけど書ききれないのでこの辺にして、そういう風に全力で遊べたら人生楽しいなと思うし、これから出会う人にもあだむってすごいバカなやつがいるんだよ(いい意味で)、と言われらようになりたい。

そのうちやってみたいのはとりあえず目標だった、今ではなんで行きたいのかも少しあやしいけど上海で生活すること。自由に楽しく生きたいし、そのためには生きる力というか収入源を確保できる力を身につけるべく今はできる範囲でいろいろチャレンジしてみるしかないなと思った。

(おわり)

今日はちゃんと書いたけど明日から夜勤だからどのタイミングで書くか悩む