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プレイリストによる生態系破壊

過激なタイトルをつけてしまった。
近年スマホの普及もあって、音楽アプリがたくさんタケノコのように出てくる。読んでいる人にも利用している人も多いんじゃないのかな。

以前の会社で仲の良かった先輩Tさんは趣味で音楽のバンドをやっていた。ドラムだったかな。酔っ払うとすぐにリズムに乗り始める。
週末は彼女がいない者同士、寂しい男2人の会を毎週開いていた。活動内容としてはお酒を飲むこと。またその話は別でするけど、その時にアルバムって概念が音楽アプリ等のプレイリストによって滅ぼされかけている、みたいな話をしたことを思い出して今回書いた。

自分は音楽アプリと言ったけどそれより前からレンタルショップでCDを借りて、自分でコピーして好きなように作っていた人も多かったんじゃないかなと思う。実際実家にはたくさんのコピーとプレイリストのCDがある。

関係ないけど中学の頃、自分は親の影響で洋楽が好きで周りとは違うって感じでこじらせていたタイプだったけど、ウォークマンに入れていたGavin de grawの曲を友達が気に入ってくれて、わざわざCD作って渡したのを思い出した。多分今もGavin de graw知っている人は少ないし、ツタヤにはもちろんないし、タワレコにももちろんないと思う。自分はAmazonで手に入れてた。

話を戻して、正直Tさんにこの話をされるまでは、アルバムをそんな目線で見ていなかったことに気付いた。
音楽やってる人、音楽を作る側の視点ではアルバム1つにしても、曲の順番だったり、構成だったり、アルバムという作品だったんだなと思った。
好きな曲をずっと聴いてもいいと思うし、プレイリスト作ったりしてもいいと思うし、どんな楽しみ方をしても間違いも正解もないと思うけど、アルバムとしてって目線がここで増えてもいいのかなと思った。

最近はというか元々あまり流行りとかに興味がないので、最近どんな形で音楽が配信しているのか分からないけど、もうすでにかもしれないけどアルバムって概念が消えていくような気がした。

(おわり)

最近はゆらゆら帝国とイスラエルのバンドのuseless idを聴いてます。
useless id来日したとき行きたかった。Tさん誘えばよかった。
永遠に中学生なのでSum41とか好きです。復活したときは嬉しかったな。