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ものを少なくした話

数ヶ月前までめちゃくちゃ家に物があった。服も靴も食器もいらないものまでずっと大学生の頃からなんだかんだ捨てずにいるものが多かった。

そんなものまで取っとく?みたいなものも持ってた。
例えば珍しいクラフトビールの瓶とか、限定っぽい袋とか、使わない調味料とか。絶対今後の生活に必要ないのにどこかで捨てるのを躊躇ったものばかり。

2019年の12月に引越したのをきっかけに、断捨離をした。高校生の頃から着ている服も、もうしばらく履いていないスニーカーも、食器に至ってはほとんど捨てた。
当時はまだ2月末から中国に行くと思っていたから。

そんなこんなでかなりものが減り、今はかなり必要最低限のものに囲まれて生活している。
必要最低限のもので生活するようになっていろんなことに気づいた。

まず全然ものが少なくても大丈夫ってこと。
食器は少ない方がちゃんと洗うし洗う手間が少ないこと。洗濯も楽なこと。朝家を出るときに何も考えずに服を用意できること。なによりものが減って精神的にも身軽になったこと。など

精神的に身軽ってのは抽象的だけど、物への執着が少なくなったって感じ。自分の身1つみたいな。ものがない状態で放り出されても必要なアイテムを揃えればいいかなって考えになった。

あとせっかく減らしたので余計にものを増やすクセがなくなった気もする。買う前に必要かどうかちゃんと考えるし、必要最低限しか買わない。たくさん買うのはお得だけどものが増えるのに抵抗感が出るようになった。

とは言え完全に執着がなくなることはないし、普通に物欲もある。ただ少しそこで考えられるようになったってだけで、ものに愛着がない訳でもない。
これから何か買い物をする場面では長く使えるものかとか、他と比べてどうかとか、いいものを少しずつ買い換えていきたいって思考になってきた。
少し質素になったかもしれない。いい意味で。

おそらく人生初断捨離だったけど、めちゃくちゃすっきりした。
ものが多い生活をしている人は、一度必要最低限のもので生活してみると少し目線が変わるかもしれないので、おすすめしてみる。

(おわり)

ミニマリストって言葉もありますよね。
ただそういう言葉では括られたくない。