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#あわいとみとこん Vol.1(2020/06/11)

アフリカ愛が高まりすぎた結果、日本が誇るアフリカンダンスミュージックQueenにまで上り詰めてしまったDJ mitokon(TYO GQOM)さんと、色んな国の音楽を掘っていたらいつの間にかカザフスタンのポップスを7年位掘っていたワタクシ、あわい(越境ダンスホール)がお届けする音楽トークバラエティ「 #あわいとみとこん 」。
どんな内容かは本編アーカイブをご覧いただければと思います。
2時間位あるけど、ラジオ的に作業をしながら聞くのにちょうどいい感じになっておりますので、構えて見なくても全然大丈夫!ご安心ください。



で、今回のnoteはというと、Vol.1の際にみんなで視聴した動画を改めてご紹介&補足といった内容になっております。という訳で私が本編でご紹介した動画はこんな感じでございます。

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1)Top Line / Zuudnii dagina (内モンゴル自治区)

低気圧にやられて第一回の冒頭から寝過ごすというクソ野郎ぶりを発揮してしまった私なんですが、「誰一人ここにいる人が知らないような曲を〜」という政所さんの煽りを受けてチョイスしたのがこちら。このイベントの2日前に、2年越しくらいでやっと彼らの詳細を発見して大歓喜だったのです…タイムリー(私の中だけで)。


そして2年前にTop Lineを見つけた時に気になりすぎて掘った結果、徳永英明に至るまでの様子のツリーがこちら。超労作なのでツリーを追って見ていくと割と楽しいかもしれない。そしてちゃんと徳永英明の何の曲だったのかまで判明させておいた2年前のあたし、えらい。誰も褒めてくれないから自分で褒めていくぞ。

みんな〜!これが内モンゴルのイケメン男性歌手グループTop LineのInstagramだよ〜!かわいいね…😊


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2)NINETY ONE / BARI BILED (カザフスタン)

Q−pop(「Q」はKazakh→Qazaq表記の頭文字です)アーティストの中で一番有名なんじゃないですかね彼らは。国外にもファンが多くいる人気グループです。この曲が発表された時にぶっ飛んでしまった私の当時の反応がこちら。

マジでNINETY ONEはこれに尽きるんですよ…

話したいことはいっぱいあるんですが、これもまた #あわいとみとこん 本編で話していけたらなと思います!

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3)Ardaq Balajanova / Qara torgai (カザフスタン)

タイトルの「ҚараТорғай」は雑にGoogle翻訳に頼ったところ「ムクドリ」との事。フォークソングのモダンアレンジって感じなのかなと思うんですが、民族衣装に民族楽器や国旗、建物などカザフスタンっぽいものが盛りだくさんなMVになっております。

このMVの公開日が2020/1/30なのですが、後半に出てくる白髪の男性がヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領。辞任したのは2019年の春で、そしてそのタイミングで首都アスタナの名前をトカエフ新大統領が「ヌルスルタン」に変更、みたいな事が起こってる訳です。そのあとの大統領選挙の時に起きたデモは、インスタでやり取りをしているカザフ人の女の子から教えてもらって知ったのだけど、その時の自分のツリーがこんな感じ

行った事のない国の政治や歴史をこんなに調べるようになるなんて思ってなかったよ私は…。


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4)GLORIA GROOVE / A CAMINHADA (ブラジル)

ブラジルのドラァグクィーン、 ラテン系の曲でめちゃくちゃケツ振って踊ってる曲をリリースしまくってて最高なんですよ!という話です。ドラァグクィーンが好きな人なら「ブラジルのドラァグクィーンならPabllo Vittar好き!」という方も結構いると思うのですが(なんせDiploとも共演してる超有名人)、他にも!いっぱい!いろんな人が!いるから!という気持ちな訳です。Gloria Grooveはなんか強めでかっこいい曲が多くて好き。姉さん!って言いたくなる。そして本編でも話しましたが私Vogue(ダンス)が好きなんで、このMVはBallroom(Vogueのバトルを行う現場)のシーンが盛り込まれてて個人的に超ブチ上がるMVなのです。

ちなみにこの曲自体はVogueサウンドではないので、Vogueのバトルの時ってどんな曲が流れるのー?っていうのが気になった方は、バトルで流れる強めな曲のMixをyumekaが公開したばかりなので聴いてみると良いと思います。彼はBallroom現場でのDJ経験も豊富なので、バッチリ現場の雰囲気がわかるぞ!Vogueは黒人・ラテン系のLGBTQコミュニティで生まれたという経緯があるので、LGBTQだけでなく #BlackLivesMatter  の報道も気になっていたという方は追ってみると非常に興味深いシーンだと思います。

そして本編で話していたブラジルのLGBTQ+のプレイリスト!現時点で71本動画が登録されてますので、超聴きごたえあるぞ!興味ある方はこちらも是非🌈


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5)Moonlight / Tokyo (カザフスタン)

ここぞとばかりに紹介してしまった、私の推しことMoonlight。ちなみにこれはデビュー曲なんですが(2016年9月に発表)、デビュー曲トロピカルハウスだし、タイトルTokyoだし、気にならないはずがない…!などと思っているうちにすっかりハマってしまったのでした。ちなみに熱いポイントは色々あるんですが、特に熱いのは本編でも話したイェルケハン(このMVだと黒のハットを被ってる子)が楽曲を主に作っているという所。イェルケハンは他のアーティストにも楽曲提供してる事があるんだけど、どの曲も好みだし楽曲クオリティが高い…。

アザマット(兄)とイェルケハン(弟)の兄弟でグループに在籍してるのも個人的に熱いポイント。このTweetで2人が弾いてるのはドンブラというカザフスタンの民族楽器でして、カザフスタンポップスでも多用されております。ちなみにこのTweetにある「 #カザフスタンのアイドルが今日もかわいい 」といううわぁ…って感じのハッシュタグは、マジで私しか投稿していないカザフスタンのアイドルを愛でるためのタグである。俺得。

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6)КешYOU / Қалай ғана? (カザフスタン)

「カザフスタンのポップスといえば?」というと多分真っ先に挙げられる事が多いであろうKesh Youの代表曲は「Ризамын」ですが、結婚出産等々で押し出し式にメンバーが入れ替わるスタイルのグループでして(グループ自体は10年以上続いてる大御所グループである)、今回紹介した曲は「Ризамын」の時より何代か後のメンバーの曲になります。もともとプロデューサーが同じだった別グループLashynが結構好きだったんですが、Lashynの2人をKesh Youに引っ張ってきた最初の曲がこれ。どの代も好きなんだけど、Kesh YouもLashynも紹介したい…!と欲張ってしまった。でもその辺多分全然伝わらない…と思って今ここで書いている。

エリザとサラは…最高…。

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こんな感じでございます!なんだかんだいっぱい書いてしまった!
前々から「あわいはしゃべった方がいい」と越境のボスに言われ続けておりましたが、COVID-19の感染拡大を受けて各種DJ配信等が盛り上がる中、こういった形で楽しいことがやれてありがたいことですね…。

そして!なんと!早くも2回目が決定!!!やったね!!!

2020/7/4 #あわいとみとこん Vol.2

at サイバーアシッドパンダカフェ(https://spatial.chat/s/cyberacidpanda/)
開催時間は前回同様、22:00-24:00なので次こそは低気圧に負けずに寝坊しないようにするぞ…みんな遊びに来てね◎ ※当初7/3とアナウンスしておりましたが変更になりました申し訳ない!

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※そういえば以前自分が書いた「俺が独断と偏見で選ぶ2019年リリースのカザフスタンポップス10選」なる記事で、NINETY ONE、Moonlight、Kesh Youについて触れていたので、気になる人はこっちも是非どうぞ(2020/6/28追記)

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