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皐月の九州たび DAY①

そろそろ知り合ってから、10年になる。
高校の仲間と行く九州の「たび」。
ひとり旅も楽しいけれど、
やっぱり、誰かと時間を共有すると、
新しい発見や楽しみでいっぱいだ。
今回の行き先は、福岡〜佐賀〜長崎。
準備 OK!さあ、出発しよう!

「 大切なことは、出発することだった。」

動物写真家 星野道夫さん 『 長い旅の途上 』

□ いつ、誰と、どこへ?

日程:5/12(金)〜5/15(月)
   【 怒涛の3泊4日 】
仲間:高校の部活同期(僕も含めて)6人

場所:DAY1 成田空港〜福岡空港〜博多祇園
   ↑今回の記事はこちら!DAY2以降は次回。 

   DAY2 博多祇園〜軍艦島〜雲仙温泉
   DAY3 雲仙温泉〜佐世保〜糸島〜九大
   DAY4 友達宅〜福岡空港〜成田空港



DAY①
♪ 「愛の花」あいみょん
 (朝ドラ「らんまん」主題歌)

今回は、遅めの出発で、ゆっくりと朝ごはん。
こし餡たっぷりの食パンに、珈琲が美味しい。
朝ドラ「らんまん」を見ながら、頬張る。
ドラマでは、植物学者の牧野富太郎さんを、
俳優の神木隆之介さんが、熱演している。
今回は、かなり熱い。1話も見逃したくない。
出発の朝も、日課は日課〜!幸せやなぁ。

荷物は、リュックひとつで、機内持ち込み。
このリュックは、スーツケースみたいに、
背中がガバッと開く、優れものだ。
この前の誕生日に友達から貰ったもので、
持つところに、 バゲージタグ ※も付いている。
タグは、皮製の茶色いシックな色合いで、
飛行機のデザインと僕の名前入り。

「バゲージタグ」
 :
手荷物の目印で、ロスバゲの防止になる。

つい自慢しちゃう宝物じゃ

ありがとう、I ちゃん
(東京の友達・今回は不参加)。
今回の旅でも、友達から大好評だったよ!

11時半に出て、余裕を持って成田空港へ。
フライトは15時半。18時には福岡に着く。
電車に揺られて久しぶりの旅気分を満喫する。
今回の旅の目的は、福岡に住む友達を、
みんなで訪ねて、一緒に回ろう!という感じ。
だから、友達のA君は福岡で待ち構えている。
他の4人の友達は、B君・C君・D君・E君。
実名のイニシャルだとH 被り続出だったので、
A〜Eで、今回は適当に呼ぶことにした。
全員、元バドミントン部のメンバー。
B〜E君は、別の便で仕事終わりに合流する。
ということで、先に僕だけ福岡へ向かう。

成田を今回選んで、良かったことが2つある。
ひとつは、空港までの京成本線の車窓
車窓からの景色が、とにかく最高だった。
日暮里で乗って、だんだんと自然が濃くなる。
幸運にも晴れていて、水を張った田んぼが、
鏡のようにキラキラして、空を写していた。

電車たびはこれだからやめられん

もうひとつは、成田空港のアート企画。
株式会社へラルボニーと成田空港が共同で、
アート作品を昨年4月から展示している。

連絡通路内にあった、COOL なポスター!

テーマは「Make Terminal3 Vivid」。
僕の使ったターミナル3までの通路や、
空港内のフードコートで、作品を鑑賞できた。

へラルボニーという会社、最近注目していた。
Spotify ※ で、代表の話を聞いたのがきっかけ。
福祉分野とアートを繋げようという試みが、
何だかカッコ良くて、陰ながら応援している。
今回、旅の始まりに出会えたのは、ご縁かも。

※ 会社のコンセプトや創業の話は、Spotifyの、
「 HERALBONY TONE MUSEUM 」で検索!

連絡通路の横壁を埋め尽くす、魅力的なアート作品たち

空港では、割とのんびり過ごした。
いろんな人がいて、香りが混ざり合う。
ごちゃごちゃした雰囲気も懐かしくて、
旅先の感覚が戻ってきた気がする。
長くなったけれど、いざ、福岡へ!

機体見るとテンションUP ⤴︎

18時頃、問題なく福岡空港へ着陸。
福岡空港は、市街地にかなり近い。
着陸の直前では、窓からすぐ街並みが見える。
福岡には、去年も来ていたので、
初めてではないけれど、毎回驚く。
「街が迫ってくる!!!」
僕は結構、単純な脳をしているので、
こういう体験は、すぐワクワクしてしまう。

福岡に着いた後の僕のミッションは、
泊まる「ゲストハウス中今なかいまさんの、
チェックインを、先に済ませること。
宿は、全部 B 君のチョイスだ。
これが凄く良い宿で、B 君に感謝!
お腹が空いたので、宿の説明の後、
オーナーさんに話を聞いてみた。
すると、どうやら肉フェスがあるらしい。
そこへ行こうと思ったところ、
別のお客さんも、話に合流して、
しばらく3人で一緒に話した。
山登りが趣味の女性で、佐世保の人だった。
九州の名所や山の良い情報を教えてくれた。
こういう何気ない交流が、宿の醍醐味。

さて、どのベッドを選ぼうか!

ひとしきり話し終えて、肉フェスへ。
宿は、博多の祇園の近くなので、
フェス会場の中州までは、少し歩く。
向かう途中で、大きな提灯が光る、
何やら良さげな神社に遭遇した。
観光ツアー客か、様々な言語が飛び交う。
入口の立派な門をくぐり抜けると、
櫛田くしだ神社」という名前が見えた。

19時半、暗すぎず、明るすぎず。

提灯の和なデザインが、僕好みで、
たくさん写真や動画を撮ってしまう。
奥まで行くと、別の出口があった。
その手前で、巨大な山車を発見する。
すると、何だか既視感が湧いてきた。
「ここ、来たことあるぞ。」
よく思い出してみると、去年の5月に、
偶然、「博多どんたく」という祭りを見た時、
この神社を、祭りの行列が通っていた。
その時は、昼だったのもあって、
すぐに気が付かなかったのも無理はない。
七福神が馬に乗って街中を巡回するという、
とても賑やかで、楽しい祭りだった。

昨年GW開催の博多どんたく祭り

それにしても、夜の櫛田神社は、美しい。

境内を奥まで、たっぷりと時間をかけて、巡ってほしい

結局、神社を満喫しすぎて、雨が降ってきた。
あと、中州の繁華街が危なげだったので、
夜ご飯は、宿の近くの焼き鳥屋さんにした。

🍙 「焼き鳥屋 有馬」
  → 店員さんが元気いっぱい!

博多は皮が美味いらしく、皮を含めた5本と、
コンビニでレモンサワーを買って、宿へ。

ゲストハウスには、素敵な居間がある。
居間に行ったら、さっきの山好きの方と、
もうひとりお客さんが座って話していた。
そこで「旅は大学のようだ」
という、有難い格言を貰う。
若いうちに、旅をして、沢山学んでいきたい。

そして、お二人が部屋に戻った後、
ついに、、、仲間4人が登場!!!
待ってたぜ〜〜〜!お腹がぺこぺこらしい。
福岡在住のA君は、予定ができて翌日合流に。
オーナーから晩御飯の候補として、
近くのうどん居酒屋を教えてもらったので、
そこに行くことになった。合流できて一安心。

🍙 「博多あかちょこべ」
  → 〆の博多うどんが最高。お酒もGood。

お酒も進み、お腹も満たされて、
心地よい旅の夜。宿のオーナー、ありがとう。
やかんに入ったうどんが名物で、
博多らしい柔らかめの麺に、
出汁が良く染み込んでいて、絶品だった。
一部屋貸切で、修学旅行みたいな時間。
明日の出発が早いので、すぐ寝る。
消灯の時間〜〜〜! おやすみなさい。

旅の前の週に発見した、フジテレビ犬



文と写真:Tatsuya

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