6月27日 木曜 夏のずらし旅 函館・仙台・ひたち編
函館の朝は快晴。気温は15℃ちょい。きのうの旭川の朝よりは温かい。
7時に起床して、朝食はレタスサンドとトマトジュース、豆乳。
8時前にホテルをチェックアウトし、すぐ裏手の朝市をぶらり散策。ウニ丼やらイカ刺しやら朝から食べるには躊躇する値段のものばかり。ちょっとしたモールみたいな建物のイートインで、比較的値段が手頃なイカの丸焼きを食べる。イカだからローカロリーかつ食べごたえあり。こんなものでもちゃんとうまいのはさすがの函館だ。
9時前、函館駅から快速函館ライナーに乗って新函館北斗へ移動し、新幹線で北海道をあとにする。次来られるのはいつになるだろうか。
盛岡まではすべての駅に止まるゆっくりはやぶさで、12時半前に仙台到着。
仙台といえば牛タン、と脳髄反射したくなるところをあえて遮り、駅から少し歩いたごく普通の食堂で塩サバ定食を食べる。魚は惜しかったが、ご飯の炊きがイマイチ。そういうこともある。
14時すぎ、仙台からまた新幹線では面白くないので、事前に予約しておいた特急ひたちで常磐線回りの帰り旅。通り過ぎる浪江、双葉あたりの駅施設の真新しさに複雑な感情を抱きつつ、福島、茨城あたりを快走する。仙台から暫くはガラガラだった車内も、水戸に達する頃には満席状態。外国人客の姿はまったくない。
取手手前のデッドセクションを通り抜けて直流電化区間に入ると首都圏に戻ってきた気分になる。
18時半、列車は上野駅に停車。だがここではまだ降りず、終点の品川まで乗車。一度上野東京ラインを特急車両で通ってみたかったのだ。
19時前、無事品川に到着。ちょうど腹も空いたので、横須賀線のホームの常盤軒でカレーを食べる。ここのカレーは本当に激ウマ。山手線ホームにも常盤軒はあるのだが、カレーの味は断然、横須賀線のホームのほうが美味いのだ。理由はわからない。
腹ごなしを終え、上野東京ライン北行のホームに移動して帰りの電車を待っていると、その前にサフィール踊り子がやってきた。去年の秋に乗ったサフィールだが、また乗りたくなる。まるで今までステーキを手べていたのに目の前に国産うな重が運ばれてきたような気分だ。これを泣く泣く見送り、次にやってきた普通のE231系電車に乗る。せっかくなので、グリーン車に乗り込んだ。この4日間、超オトクな切符で素の4倍は楽しめたことへの感謝のチップ代わりだ。
20時ちょい過ぎ、浦和に無事帰還。4日ぶりの地元だが、あまりに蒸し暑い。北海道のひんやり感が余計に恋しくなった。
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