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26歳、香港へ行く。

こんにちは。
今回は2024年1月に香港・マカオに1人で行ってきましたので、こちらに残したいと思います。

香港に行く理由は、私が26歳だからです。分かる人に分かればOKです。

旅の始まりは、中部国際空港です。
高速バスで到着したのが15時頃。香港行き飛行機の出発時間まではまだ少しありますので、クレジットカード優待で入れるラウンジで休憩です。

ラウンジ入口
ビールとお菓子

早速、ビールを飲みます。旅のスタートはビールです。すみません。

中部国際空港のカードラウンジは、ビールが飲み放題なのです。毎回、少し早めに到着して、くつろぐのが定番なのです。

フライト時間になりました。今回、利用するのは香港エクスプレスです。香港のLCCです。決め手は安さで選びました。

香港エクスプレス

日本⇒香港の直行便なのに9割が香港の方でした。もう少し日本人がいると思っていました…。まだ日本にいるのに既に海外に来た気分です。

フライトは4時間ほどです。LCCなので、機内食はありません。丁度、夕ご飯の時間だったので、空腹に耐えながらの移動です。この機内食がないことでプチハプニングが起きました。

3人席の窓側が私の席でした。隣の2席は香港のカップルでした。お腹がすく時間なので、カップルが何やらご飯を注文しておりました。

カップル「このパスタがほしい」
客室乗務員「売り切れで、カップラーメンしかありません」
カップル「じゃあ、このカップラーメンで」

こんな感じのやり取りを広東語でしていました。

で、届いたカップラーメンがこちら。

辛ラーメンです。

ズルズル…。ズルズル…。

いやぁ、良いんですよ。良いんですけど、まさかLCCの隣の席で辛ラーメン食べるとは思わないじゃないですか。辛いニオイがプンプンと充満しました。

私は、辛いものを見るだけで汗をかく特異体質です。飛行機の中で汗をダラダラとかきながら4時間のフライトをするハメになりました。

そんなこんなで、ようやく香港国際空港に到着しました。

時刻は23時。ここから電車でホテルに向かいます。香港島の灣仔(ワンチャイ)という場所に向かいます。

快速エアポート
乗り換えで湾仔へ

電車を乗り継いで24時頃にホテルへ到着しました。

ホテルは「チェックインHK」という格安宿です。

ホテル外観(物凄く古い建物)

入口がさっぱり分かりませんでしたが、探してみるとマンションの入口がホテルの入口でもありました。

ここを進むと…
ホテル入口発見(難易度高め)

受付の人は、フレンドリーな方でした。
私が20Lのバックパック1つだけ背負って訪れたら「Cool!」と褒められました。

ドミトリーはこんな感じ。ドミトリーで6人部屋です。

激狭でしたが、寝れることができればオッケーな私は全く問題がありません。

疲れたのですぐ寝ま…せんでした。
同室の方のイビキが凄くて、ちょっと寝ては起きてを繰り返しました。

あまり寝れずに朝を迎えます。

ホテルの隣にあったお粥屋さんで朝ご飯を食べます。「忠記粥品」さんです。

香港では、朝にお粥を食べる文化があるようです。早朝にも関わらずお客さんがたくさん訪れます。

店員さんは英語すら通じない方でしたが、指差し注文で頼むことができました。

お粥

このお粥が絶品でした。香港は物価が高いのですが、こちらのお店はリーズナブルなのにクオリティがピカイチ!スルスルと胃に入っていく感じが◎でした。

中にお肉が隠れているのですが、それをスプーンで潰しながら食べるスタイルです。店員のおっちゃんが広東語で教えてくれました。(ジェスチャー付きで)

腹ごしらえも完了したので、ホテルのロビーに戻り、少しゆっくり。
ホテルの窓から香港の朝の通勤を眺めます。

ホテルロビーの窓から
信号が赤なのに渡るおじさん達

香港の人は信号をあまり守っていませんでした。大阪の人と似ていました。せっかちなのですかね。

1人旅で好きな時間は朝です。特に平日の朝は、普段の生活のスタートが垣間見れて面白いです。

のんびりタイムも終了し、香港の街を散策することに。

香港の街並み

異国に来たぞって感じですね。歩いているだけで楽しいです。

サッカーコート

平日の朝から何故かサッカーをしているおじさん達。暇だったので少し観戦しました。太ってるのに俊敏でなかなかの腕前でした。(サッカーだから足前か…?)

サッカー観戦を抜け出し、更に街を歩きます。特に目的地は無いですが、中環(セントラル)という場所が香港島の中心らしいのでそちらの方角を目指して歩きます。

歩いているとだんだんと超高層ビルが並ぶエリアになりました。この辺りにはピークトラムという街を一望できる山に向かう観光列車が走っていると知りました。

街の案内看板を見ながら、気付いたらピークトラムの駅に到着したので乗ってみることに。

駅の入り口

朝の9時ごろだったので、人はまばらでした。
特に予約はしていないのですが、並ばずに乗車できました。

ピークトラム

こちらが列車です。緑のデザインがカッコいいです。

トラムの車窓から

先頭の席を難なく座ることが出来ました。
これで走行中の風景をバッチリ撮れるぞ!と思っていると…

美人運転手さん襲来

運転手さんが乗車されました。
運転手さんの背中で窓の半分が見えません(笑)
でも、運転姿をバッチリと動画で撮ることが出来たので逆にラッキーでした。

急な上り坂

トラムはグングンと坂を登っていき、だんだんと森の中へ。

そして到着しました。頂上の駅です。
先程まで私がいた香港の街を俯瞰して見ることができます。

香港中心部

絶景でした。香港の経済力をこの目で実感しました。
たまたま訪れた場所でしたが、香港旅行では必ず訪れるべき定番スポットだったみたいです。
ガイドブックには夜がオススメとありましたが、朝もめちゃめちゃ良いですよ。

人が少なくて、写真が撮り放題でした。

折角、来たので散策します。

絶景の遊歩道

遊歩道が整備されていたので、歩いてみます。
観光客だけでなく、ランニングしている方や犬を連れた方も多くいました。

犬のトイレ

遊歩道はぐるりと円のようになっているので元の場所に戻って来れるみたいです。
ちょっと歩いてみようと思い進んだのですが、結構長かったです。1時間くらい歩いてようやく1周して元の場所に戻ってきました。
完全にハイキングです…。

クタクタになり、トラムで下山。中環へ戻って来ました。

一度、ホテルのある灣仔に戻ることにしました。
さすがに疲れたので、街中を走っているトラム(路面電車)に乗って移動しました。

このトラムですが1904年開業で現在120周年だそうです。現在でも香港人の足として利用されているのは凄いですよね。

列車はひっきりなしに来るので、それに頑張って乗ります。
2階建ての列車なので、もちろん2階に乗ります。

トラムから見る香港の街並みは圧巻でした。狭い土地に建物が密集する様子がよく分かります。

トラムを降りて灣仔に戻ってきました。灣仔は古いお店と新しいお店が混在する繁華街でした。お昼の時間になったので、『地球の歩き方』というガイドブックに載っていた「強記飯店」でランチにします。

ご飯の上に揚げた鶏をのせたランチをいただきます。

香港に何店舗かあるご飯屋さんみたいです。ガイドブックに載っているお店なので、安心して食事をすることができました。クレジットカードも使用できました。

次にすることは決まっています。
香港では観光客に向けて100香港ドル分のバウチャー(食事券)を貰えるキャンペーンを行っています。コロナ禍以降、観光客が戻っていないらしく、このようなキャンペーンを行っているようです。

銅鑼湾という街にあるワールドトレードセンターでパスポートを見せるだけでバウチャーが貰えるようです。お昼ご飯も食べて体力が回復していたので、灣仔から歩いて向かいます。
銅鑼湾は、灣仔よりさらにおしゃれな繁華街という感じでした。若い人が沢山いました。

バウチャーをゲットして、街を散策していたら、またお腹がすいてきました。時刻は15時ごろです。

謎のチェーン店があったのでここで麺をいただきます。

トマト麺のようなものをいただきました。混雑していたので、香港のおじさんと相席しました。気まずかったです。

灣仔に戻ってきて、だんだん暗くなってきました。
夜景を見るために灣仔の港へ向かいます。

香港島から大陸側を見るととても綺麗な夜景が見れるそうです。さらに、光のイベントを見ることもできるということで、向かいます。

チルい

有名なのは、中環の港らしいのですが、灣仔の港もとても綺麗でした。しっかりと整備されていました。人もそれほど多くなく、穴場スポットでした。

また、お腹が空いてきたので本日4度目のご飯です。先程、貰ったバウチャーを使いに行きます。モダンチャイナレストランというお店です。

肉炒め
包んで食べます

値段はお高めでしたが、料理がめちゃ美味い。何故か空いていたので、のんびり食事を楽しみました。

バウチャーを使用したので20香港ドルくらいの支払いで済みました。ラッキーです。

満腹になり、ホテルに戻っても良かったのですが、夜のトラムも乗ってみたくて、つい乗車してしまいました。

トラムはどこまで乗っても3香港ドルです。
アトラクションみたいで面白いので、終着駅まで乗る遊びをしました。

終着駅
終着駅ロータリー
トラムが待機しています

終着駅に到着です。終着駅はぐるっと円になっており、すぐに折り返しのトラムを発車できるようになっておりました。

ここまで乗ってもたった3香港ドル(60円くらい)です。
途中、繁華街から住宅街へ変わっていく様子や乗り降りするサラリーマンや学生の様子が見れて興味深かったです。

完全に乗り鉄ですね。意味もなく終着駅に行く遊びはおすすめです。

帰りもトラムに乗ってホテルまで戻り、就寝です。香港の日常を感じることができた1日目〜2日目でした。

少し動き過ぎて疲れました。

▼3日目は香港ディズニーに行きました。(この記事の続き)

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