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短期間インプット戦術

■はじめに

新しい期を迎えた際に、部署異動となる方は多いはずです。部署異動ともなるとそれまで行ってきた業務内容からガラリと変わる、求められる事が増えるなどといった明確な変化が生じます。

かくゆう私も、7月からは会社の新規事業のチームにアサインされ、これまでの運用者+αの仕事が求められる事となります。

今までは社内の専門家へ一任していたサイト周りの知識や設計など今後は自分でも行っていく事が求められます。

その中で時間も無い6月〜7月で1つでも知識を得られるように改めてインプットの視点から学びを得たいと思い、下記の書籍を選定しました。

■書籍紹介

■歴史から学ぶ

インプットの手法として、過去から学ぶ手法があります。
これは、歴史の偉人達から学ぶ手法です。

インターネットは業界スピードが早いとは言われつつも、根本のマーケティングの部分は不変です。

更に相手にする人間はもう数百年も前から研究され、感情や心理学的な部分は学問として確立しています。

今年に入って読んだシュガーマンの本などは、正にその色が強かったです。
何年も語り継がれるビジネス書やマーケティング書籍は現代にも通ずる事が言えます。

歴史を学ぶと中国の発展に驚かされます。世界史をざっと学べる書籍を別途読んだのですが、中国の発展の歴史が垣間見れました。

紙を使って、経済をまわしたのは始めは中国だったと記載されています。
現代のPayPayを始めとした電子マネーを開発から社会へ落とし込んだのは中国です。

この様に国の発展具合は現代にも通ずる事が言えます。
こういった発見をしていくと、日本は常にアジア諸国の知恵を模倣し、自国へ落とし込んできた歴史も垣間見れました。

これは鉄砲伝来の話です。日本人はイノベーションは不得意ですが、リノベーションは大得意なのです。

そのため、もっと過去を知る、過去を知った背景から現代ではどうなっているか?と世界に目を向ける視点も重要だと気付かされました。

たまに社内で共有される海外の事例に「なるほどなあ」ではなく、むしろ自分から取りに行く意欲が必要だと思いました。

その為の動きを次章にて説明をします。

■キュレーターを知る、得る

端的に言いますと、自分にとって必要な情報の整理をキュレーションと称します。
そして、発信源がキュレーターです。

今、Twitterをやっている中で、フォロワーが順調に増えていますが情報が羅列されたタイムラインになっています。

Web制作、広告、マーケティング、経済…などなど各分野のスペシャリストではあるものの、まとまりがない状態です。

140文字で情報が整理されているTwitterは情報を得るのに適した媒体です。見極めは必要ですが、明日から実践できそうなノウハウなどが詰まっています。

そのため、情報をまとめるという意味では今後Twitterのリスト化機能を用いて、どちらかというとそのリストに対して自分がアクションを行っていく様にしていきます。

読む→コメントにより、印象付けからアウトプットも行い、記憶の定着を目指します。

■学びを欲張らない

脳の作業スペースをワーキングメモリと呼びます。

読書やセミナー参加、大抵の人は1度の行為から多くを学ぼうと奮起しますが、
脳が得られる気づきは最高で3つまでとされています。

それ以上は脳の伝達がパンクする様です。

著者開催のセミナー参加者へ、アンケートを行うと高確率で数行のアウトプットしかできていないケースが散見される様です。

これは受講前に目的がハッキリしていない事が所以です。
そこでセミナー開始前に「本日学びたいこと3つ」を書かせると、受講後のアンケート用紙の解答欄の記載が埋まるという状況になりました。

脳の仕組み的に仕方ないのであれば、今後社内の研修や学び事での目的は3つまで立て、それを得る事に集中する様にします。

また3つまでとは言っても、3つのインプット→アウトプットが終われば次の許容が生まれます。

読書の場合

1週目→アウトプット→2週目→アウトプットという流れです。
2週目以降は1度読んでいる本なので根気もそこまで必要なく、パラパラ読みの中で必要と感じた3つをピックアップするイメージになります。

たしかに1度読んだ本は、暫くすると半分は忘れてしまうものの定期的に読み返す事で再度読み終わった時の学びを思い返す事に繋がっています。

気づき→アウトプット→再読の流れも作り、なるべく1つの事象から吸収できる面を増やしていきます。

また日頃のタスクも3つに分割することで、学びの質を飛躍的にアップさせる事ができる様です。

よくタスクを細切れにする話がでるものの、私は大まかでしか捉えられていなかったです。

まずは3点に分け、3という数字を意識してタスクの処理にも取り掛かります。

■記憶のゴールデンタイムを活用せよ

インプットやアウトプットが難なくこなせる時間帯は主に午前中です。

元来勉強なども午前中に行えばよいものの、会社に来た際には仕事をこなしてしまいます。

より限られた時間で質の高い学びを得る為には、寝る前の15分前と呼ばれるゴールデンタイムの過ごし方に寄ります。

人は寝る前の記憶が定着しやすい為、床に入った瞬時は読書や暗記を行い「何もせず」寝る事が推奨されています。

何もせずというのは肝です。

これは「記憶の衝突」を起こさない為の意識です。
記憶の衝突とは、暗記などを行った後に別の情報が入ってくると脳の中で情報同士がぶつかり合い、定着に時間を催す事を指します。

つまり、暗記→ゲームや映画、スマホはご法度と言えます。

寝る前はSNSを覗いたり、動画を観たりと何だかんだだらけてしまう時間になります。
枕元には読書本などを置き、寝る前は読書→睡眠というルーティンを作りたく思います。

■まとめ

インプットもアウトプットも目的を持って行う事が大切です。

漠然とした「これを学びたい」では、本来の目的である記憶の定着に繋がりません。

また何にせよ、得た知識を学んで良かったではなく現場に落とし込むアウトプットの術も重要です。

本noteで描いた TO DOもしっかり実行できるのか?
追っていく事にします。

■具体的TO DO

・Twitterで各分野のリスト化

・寝る前の時間の読書&スマホ禁止

・何事も3要素に分解して、行動する

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