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「私の好きなもの」 お酒

私の好きなものについて書くシリーズ。
今日は「お酒」

こう書き出すと酒豪みたいですが、
私は酒が弱い。
全然、強くない。
そして詳しくもない。
お酒の種類や醸造法、特性とか歴史とか、ほぼ知りません。

そんな私だけど、お酒が好きです。

好きだけど、家では一滴も飲まない。
10年以上前は、お風呂上がりに缶ビールを2本ほど飲むのを習慣にしていたけど、いつの間にかその習慣もなくなった。

好きなお酒は、ウイスキーと日本酒。あとはジンとか。
とはいえ、お酒のことをよく知らないので、馴染みの店でおすすめされた物を飲むとか、こういう感じのもの(スッキリしてるとか、この食べ物に合うものとか)と要望を言って、お店の方にお任せして出してもらう。
そんな飲み方をしています。
そして気に入ったものはボトルの写真を撮ったり、名前を覚える。

昔は缶ビールを毎晩のように飲んでいたのに、今はビールが苦手です。
ワインも苦手です。

度数の高いお酒が好きなくせに「お酒が弱い」とかなに言うてんねん、と言われるけど、ほんとにそんなに飲めないんです。
もっと強かったら、いろんな種類の日本酒を味わいたいのに、せいぜい2〜3種(半合サイズで)しか無理。

馴染みの店で盛り上がってテキーラショットなんかがあると、余程でなければ乗っかりますが1〜2ショット。(テキーラよりイエガーが好きです)
飲めてるやん、と言われそうですが、
やっぱり私はお酒が弱いです。

多分、酔うために飲んでるんじゃなくて、気分良くなったり、楽しい時間を共有したくて飲んでるんだと思う。
あとは食事を美味しくいただく相棒として、お酒を飲む。

コロナ禍で飲食店が休業や時短営業だった頃は、飲む機会がほとんどなかった。
去年はほんの数回しか飲んでない。
家で飲もうとは全く思わなかったので、酒飲みではないんだろうな。
でも、お酒は好き。

いや、もしかしたら「お酒のある場」が好きなのかもしれない。

先月ぐらいから、少しずつ飲みに行くようになりました。
1年以上ぶりに訪れた店で楽しい時間を過ごして、
「あぁ。飲みに行くってやっぱりいいなぁ」としみじみ思ったりしてます。

この2年ほどは、酒場での交友が途切れていたわけで、
飲まなくても平気な私でしたが、飲みながらお喋りするのって実はけっこう大事なんじゃないかと思ってる。
なにがどう大事なのかは、よくわからない。
ライブ感というか、オンラインでは生まれない何かがあって、
よくいう「化学反応」みたいなもの? 影響し合って予想外の方向に進む感じ。
それがとてもいいなと思ってる。

この化学反応は、別にお酒がなくても成り立つだろうと思う。
共通の趣味の話で盛り上がるとか、推し活を共にするとか、そういうのでも成り立つ。
大事なのは人と楽しく関わることなんだろうな。
年齢や職業や上下関係のない交流。
それがなにより大事なんだと思う。
だから義理や利害の絡む酒の場は少し違うかもしれない。


本気のお酒好きの人からすれば、私なんぞが「お酒が好き」と言うのは「けっ」って感じだろうけど。

これからも時々は飲みに行きたい。

あと、私は今年から
「飲みに行くときは着物で」
という縛りを自分に課してます。
気分上がるよ、和装での飲み。

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