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大人は今すぐ運動習慣を身につけるべし

中高年にとって、運動習慣があるかないかは死活問題になり得る。
体力・筋力はなんにもしなかったら確実に衰えていく一方だ。

衰えてくると、ちょっとした外出でさえ億劫になってくる。
筋力の衰えは体の機能にも影響する。
脚の筋力が衰えると「筋ポンプ」が働かなくなって血液循環が悪くなる。
血液循環が悪くなると、内臓や脳への栄養供給がうまくいかなくなるし、老廃物の排出もできにくくなる。

むくみやだるさが出て、ますます動くのが億劫になる。
暮らしぶりがアクティブでなくなると、脳の老化にも拍車がかかる。
引きこもって暮らしていると、新しいものと出会う機会は激減する。
テレビやネットを楽しんでいても、どうしたって受動的な楽しみになりがち。

そういった暮らしは、好奇心や創造性を失わさせる。
認知症のリスクがどーんと上がるわけです。

適度に動いて、美味しく食べて、しっかり寝て、楽しく暮らす。
大人になるとこれらの基本的なことが、意識しないとできないことになっていくのです。


毎日30分〜1時間の運動が良いと言われています。
そんなん無理やわーと言いたくなるとは思います。私も言いたい。

でも、まずとりあえずは5分からでもいいので、始めてみましょうよ。
別にジムに通わなくてもいいんです。
散歩でもいいしラジオ体操でもいいし、YouTubeで自分に合いそうなものを見つけてやるもよし。

とにかく始める。そして継続する。
それが老後、というか40代、50代以降に大きな違いになってきます。


鍼灸施術は体の緊張を緩めて、気血の流れを良くすることはできても、筋力アップはできません。
消化吸収の機能を良くして体力をつける手伝いはできても、筋力をつけることはできません。
過緊張は緩められても、体の柔軟性を上げることはできません。

筋力をつけたり、柔軟な体になるには、毎日の運動習慣を身につけるしかないんですよね。


ほんまに本気で、運動習慣を身につけてくださいませ。
もっと若いうちから始めておけば良かった、と中高年になって実感するのよ。
睡眠食事運動のセルフメンテナンスと、鍼灸施術のメンテナンスを合わせれば、衰えない体を手にできるかもよ?



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