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男性は8の倍数、女性は7の倍数

東洋医学では

男性は8の倍数
女性は7の倍数

で体質が変化してくと言われています。
これは中国最古の医学書で2000年以上前に書かれたといわれる「黄帝内経」(こうていだいけい)という書物にかかれています。

今と昔では違うだろうと思われると思います。
黄帝内経では女性は49歳まで、男性は64歳までの記載がありますが、当時の寿命の短さもあったのだと思います。

それ以後の年齢はあとから付け足されたものだと思いますが、この内容は現代に照らし合わせても納得のいく内容です。

男性は32歳をピーク女性は28歳をピークに身体の機能は徐々に落ちていきます。

逆らえない人間の宿命。

しかし、身体の機能低下を緩やかにすることはできますし、不摂生により早まってしまうこともあります。

年齢表をもとに自分自身が不摂生な生活をしてきたのか、健康的な生活をしてきたのかの目安にもできます。


東洋医学での老化は腎気の衰え

東洋医学では老化は「腎気」の消耗と言われています。
腎気とは何か。
「腎」だから腎臓って捉えられますが、東洋医学では内分泌や泌尿・生殖器系や免疫系などの意味で使われています。
「腎気」は先天的なものと後天的なものがあります。
先天的なものは生まれながらに持っているもので、徐々に減ってくるとされています。
後天的なものは適切な食事・睡眠など生活内容などで補う事が出来ます。
漢方や鍼灸もこの腎気の弱りが見られたり、予防する目的で補うためにおすすめです。

では逆に腎気を消耗させ老化を早めること、ものは何か。

曖昧な表現になってしまいうかもしれませんが「過度」。

つまり、必要以上のことで、過度な疲労、ストレス、性行為などが腎気の消耗に繋がります。
これらはあくまでも過度の話であって、適度なストレス、疲労は人の身体の恒常性を保つためにも必要ですし、射精なども前立腺癌予防によいとされているのであくまでも「過度」はよくないですよという意味です。

歳を重ねていくこと

私たちは歳をとることに対してマイナスのイメージを持つ方が多い傾向です。
もちろん肉体的に衰えは隠しきれなくなってきます。
しかし、歳をとることに対しネガティブな要素だけではないと思います。

人生の経験値は増えていく!!!!!

若いころは経験が少ないため、判断に迷ったりすることが多いはずです。
歳を重ねると自分軸がしっかりして、経験から状況判断をすぐにできるようになります。
また物事に動じなくなったりもするでしょう。
身体的なことでも悪い事ばかりではありません。
片頭痛やアレルギーの減少傾向がデータにも出されており、風邪もひきにくくなると言われています。

鍼灸マッサージの重要性

老化は身体のケアで防げるのかというと、完全に防げることはないです。
しかし、老化を遅らせるには鍼灸マッサージは効果的なのです。
人体には内臓がいくつもあり、生命を維持するために働いています。
この機能が弱っていくのが老化といわれるのですが、内臓を働かせているのは神経であり、その神経が出ているのが脊柱と呼ばれる背骨になります。
この背骨の関節が硬くなっていると神経の働きが悪くなり、内臓機能の低下を起こします
鍼灸やマッサージなどはこの背骨の動きを良くして神経を刺激し、内臓機能を高める効果があります。
実際に施術を受けている最中で、内臓が動くのを感じたことがある方は少なくないと思います。

高齢の方や難病といわれる方の背骨をみるとほとんどの方の背骨は硬くうつ伏せの状態で背骨を押しても動きが少ない状態になっているかたをよくみます。

あと、冷え。

セルフケアで身体をケアすることで将来の生活が変わります。

冷え、血流、コリ

これらは全て繋がっていて、不調につながる原因になります。
ちょっと意識して生活してみてくださいね。


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