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ちゃんと脳が侵されてる?

2023年の3月まで放送していた『セブンルール』という番組がありまして、

情熱大陸みたいな感じのドキュメント番組で、「7つのルールで話題の女性の人生を映し出すドキュメントバラエティ」というのがコンセプトなんですが、

つくばにある芛堂寺というラーメン屋の店主の回で、

その店主の伊堂寺まいさんが「いつも店のことを考えてる」と言っていました。

お店のことと言っても商品のこと、経営のこと、従業員のことなどいろいろなのですが

これって俳優であったり、俳優になりたい人も同じです。

常に自分の仕事のことや、仕事に活かせることを考える。
 

昔、先輩が舞台の演出をやっている時に、芝居がピリッとしない若手たちに言ったこと

「役者がなんで酒を飲むかわかるか?24時間毎日毎日寝ても覚めても芝居のこと考えて、
考えて考えて、考えすぎちゃってどうしようもないから酒飲むんだよ。お前らそれぐらいに真剣に芝居と向き合ってんのか?」

その先輩、当時居酒屋に行ってもコーラばっかり飲んでたんで私は心の中で「なんでやねん」とツッコんでましたけど。

まああ、若手たちには響いてましたね。たぶん。しらんけど。
 
 

千葉真一先生もそうでした。

完全に映画脳でした。

頭の中が常に映画のことでいっぱい。常にアイディアを探していたし、

常に役作りのことを考えていました。

「俺は店で服を見ている時も、どんな役にこの衣装が合うかってことを考えちゃうんだよ」とか、

私の運転で首都高を走っていて、道路上に落ちている大きめのゴミを避けないで、というか踏まないように直進したら

「なんで避けないんだ。爆弾だったらどうするんだ」と真顔で怒られたこともあります。

まあ〜なかなかそこまでいっちゃってる人は少ないでしょうけど。

日常の中で少しづつ、そういう時間を増やしてみることも、プロ意識に繋がると思います。

まずは俳優として自分の強みはなんなのかということを、答えが20個出るまで考え続けるなんてことでもいいと思います。

それってめちゃくちゃ大事だし、20個集めただけでレベルアップできますよ。

そういうことを本気で実践する人としない人

どっちが成長するか

もちろん自分が納得できることだけで良いんですけど。

やったほうがいいってわかっていながら、思っているだけで何も行動しないという人が多すぎます。

行動しない人が一流になることは絶対にないです


 
では!


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