やるかやらないか。それだけの差でもある
演技講師をしているスクールで年に数回行われる所内オーディションがあります。
生徒それぞれの現状を知るためでもあり、
外部の、監督やプロデューサーに売り込むためでもあり、
あるいはいろんな事務所の社長やマネージャーからアドバイスをもらう場でもあります。
その人がどんな評価をもらうのか
私たち講師は普段から見ている訳なので
結果、どれほどの評価をもらうのか、大体わかります。
普段の努力と、そこに賭ける熱量がどれほどであるか、あからさまにわかるからです。
十分な準備や、日常の努力を怠っている人はパフォーマンスなんか見なくても、
雰囲気や表情とか、オーラというのかな、そういうのでわかるもんです。
やらなきゃいけない事がわかっていても、めんどくさかったらやらないのが人間です。
それって普通ですよね。
でもあなたがなりたいのは俳優でしょ?
俳優って普通の人だと思いますか?
「こういう練習した方がいいよ」「これやってね」「これやったら芝居が上手くなるよ」
こういったアドバイスをしても、継続して努力できる人は
私の経験上、1割もいません。
最近知ったのですが、ビジネス界隈でも同じようなことが言われています。
つまり、
やるべき努力を継続するだけで上位数パーセントに入ることができるんです。
そこから売れる売れないは別ですが、
上位数パーセントに入れば、必ずある程度仕事が取れるようになります。
現場で活躍できる人、仕事が続く人と、そうじゃない人の差は
「やるか、やらないか」
実はそれだけだったりするんです。
他人どうこうじゃない、
自分次第です。
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