俳優としての個性がほしい人へ
自分には個性が無いと思っている人。
もしくは個性が無いと言われた事がある人。
それは間違い。
どんな人にも個性はあります!
以前レッスンで居たのですが、
40代で妙にクセの強い芝居をする生徒が、その日は全くクセのない芝居をしていたので
「いつもはクセが強いけど今日はいいね」と言うと
「あれはわざとやってます」と。
他の先生に個性が無いと言われたから自分なりに色を出そうと思ってやっていると。
あーアホくさ。
指導者が無責任に個性が無いなんて言った結果が、不自然で使えない芝居です。
いいですか、自分で個性が無いと思っている人は、
個性が無いんじゃなくて、自分の個性を知らないだけなんです。
知っていること、知ってそれを活かすことで個性が際立ってきます。
だから、徹底的に自分のことを研究してください。
芝居の勉強するのも大事ですが、自分のことも勉強してください。
もし本当に個性が全く無いんだとしたら、それがもう個性です。
親に聞いてみるのもいいですよ。
「あんたは子供の頃からこんな子」って、親が一番知ってます。
友人や同僚に聞いてみるのもいいです。
そんな風に思われてるんだって事が見つかるかもしれません。
私もそういうことありましたよ。
ああ、俺ってそういう感じに見えるんだって。
自分が自分のことをどう思っているか、どう見せたいかも大事ですけど
実際に他人からどう見えているのかも大事です。
それに乗っかって自分の個性を演出し、さらに極めていくことで仕事につなげることもできます。
常に自分を知る努力をしてください。
自分を知ることが俳優として必ずいい結果に繋がります。
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