【雑記】怪異前世譚の謝罪会見

え〜……皆様、今日はお足元の悪い炎天下の猛暑の中、お集まり頂きまして、誠にありがとうございます。

今日皆様にお集まり頂きました理由と致しましては……その……なんと申しましょうか……えぇ〜……

あぁっ、はい、分かっております。言います。言いますので、バリバリ罵詈雑言ばりぞうごんを仰るのはお止め下さい。
はい、すみません。

えぇ〜……その前に少しお水を失礼致します。

うっま……
どこの水、コレ……マジうっま……

皆様も、熱中症などね? 危険ですのでね? しっかりと水分補給の方を──

あぁっはいっ!! 言います!! 言いますから!!!
やっぱり謝罪会見というのは緊張するもんなんですよ!!!
自分の悪かった所を、他人から言われるんじゃなく、自分で──自分の口で言うんですよ!? 皆さん、分かりますか、この気持ち!!!

例えて言うならば、アレですよ!!
あの、アレ!! えっと──なんか、道を歩いていて、散歩している人がなんか、良い感じの猫ちゃんのが描かれているシャツを着ていて、それでその横に……いや、これは違うな……

──はい!! はいはい!! 皆様の仰りたい事は分かります!! 分かりますけど、私にも心の準備と言うものがございます訳で──
はい? なんですか? 三列目の方、どうぞ。

……
…………

かちゅぜちゅ!!!!
私以上にモゴモゴ言ってるじゃないですか!! 何が言いたいのか、全く聞き取れない!!!
『今の言葉、聞こえたよぉ〜♪』『俺には伝わってるよぉ〜♪』っていう方、ちょっと挙手して貰って宜しいですか?
──はい、ゼロ!! ありがとうございます。

『早く本題に入れ』って言いたいのでしたら、もっとハッキリと口を開けて、ひと言ずつ発音を──
え!? そりゃあ聞こえてますよ。
分かっててイジらないと、その後の展開に響くでしょう!! 分からないでイジったら、それはもうイジメの始まりですよ?

ちゃんとフォロー出来る状態にしてからイジる!! そして対象の方を美味しくしてあげる!! それが──

はい!!!? 私の名前を連呼しないで下さい!! なんか恥ずかしいですから!!
なんですかアリーナ席の方。はい!! 大丈夫、聞こえてますよぉ!!

……あ、はい……本題ですよね……

【本題】はい……え〜……皆様、今日はお足元の悪い炎天下の猛暑の中、お集まり頂きまして──

わ、分かってます!!
分かってるんですけど、最初からやらせて下さい!! すみません……

今日皆様にお集まり頂きました理由と致しましては……

『台本を一つ、投稿し忘れたのに、まとめの雑記を書いた事』を謝罪致します!!
本当に、申し訳ありませんでしたぁぁぁぁあ!!!!

(二時間頭を下げる)

理由と致しましては──おぉっと、頭がクラっとする……

え〜、理由と致しましては、単純明快爽快愉快は不愉快『忘れていた』という事であります。

……忘れていた理由でございますか?
……ありません。もう、スッカーンと忘れていた──それだけでございます。

その忘れていた声劇台本の方を、改めて投稿させて頂きました。
そして、そのまとめ雑記の方にも、リンクを貼らせて頂いておりますので、気になる方がいらっしゃいましたら、そちらの方をご確認頂き、そして利用規約をご確認の上、遊んで頂ければと存じます。

この度は、本当に──
申し訳ありませんでしたぁぁぁぁああ!!!!!

(一秒頭を下げる)