ピクニックシネマ「CODA」
恵比寿のガーデンプレイスのピクニックシネマにて、めちゃめちゃ皆様からお薦め頂いた「CODA」をようやく、しかもビッグな画面で、普段味わえない環境音響で、鑑賞することができました。
なんか、映画館と違って開けてるからか、とても開放的な気分になっちゃうんですかね。めちゃくちゃキッスしてるカップル達が居ました笑笑
でも、自然の音と、風と、心地よい喧騒と映画というフィクションの世界が見事にマッチしてる素晴らしい環境だと思います。めっちゃ楽しめる!
7/15まで、金土日?でやってますので是非是非。
この作品を観終わって、主人公の彼女がそういえば一回も泣いてなかったな。と思った。
その事が、僕の頭からずっと離れなかった。
だから、むやみに泣いちゃダメだって、泣いたって仕方がない。彼女に失礼だ。そんな事を勝手に思って、この作品と対峙をしてた。
めちゃくちゃ良かった。
超感動した。
奥底では、心配だけど。
でも、助けを求めれる弱さがあるから、彼女は素晴らしい人間だなって思う。誰よりも大人だなって。
絶対に大丈夫だと思った。
なんか、色々と思う事がある。
この作品を観てなのか。それとも、色々な経験を経ての事なのか。
そこの所はよくわからないんだけど、
やっぱり子供は子供だけど、親も子供だなぁみたいな。何ていうんだろう。このカテゴライズは、形式だけで、結局は何も変わらないというか。
親も、子供から学ぶという事が、
腑に落ちたというか。
親が凄く子供に見えた瞬間がやっぱりあったし、
でも親として、また一つ成長する瞬間もあって、それはまさに子供によって得られた経験だろうし。
多分、僕の中では、大人は大人として在るべきだっていう抽象的な考えがやっぱりあって、親は親で在るべきだと思ってたという事に気付きました。
色々な経験を経て、ああ、その考えに囚われすぎてて見えてない、見ようとしなかった部分があったなって、反省しました。
家族は、皆で支え合うから家族なんだよな。
支えてもらってばっかりの自分だから、気付けてなかったんだと思う。
なんか、自分の反省と共に、家族の神秘性を感じる作品だった。
学びのある映画だった。
もっと僕自身も、責任を背負っていかなきゃ。
いや、背負うべき時に背負えよって話だから無闇矢鱈にっていう事ではないよ。自分。
でも、カモンカモンのあの子の言葉に、何を貰ったんだ。とは思うね。
多分こう感じれたのは、あの空気感の中でこの作品を観れたからだと思う。
ガーデンプレイスで、皆が無音の画面に惹きつけられて、流れる静寂の中を何も知らずに犬の散歩に来てた方々は、さぞかし気持ち悪く感じたと思う。
僕らには、その無音がこの作品の何よりも意味のある時間でした。
めっちゃ良かった。
観れてよかった。みんなと観れてよかった。
久々に映画を観てグッタリ出来た。
本当おすすめです。ぜひ。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました!!!!
みどりやいずK
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