見出し画像

身体の声を聞け!

15年前にガンになったとき。
痛いほど気づいたはずなのに、また同じ繰り返しをしているわたし。
だから書きます!
身体の声を聞き、その先の未来を変えられるのは自分だけだから。

2020年の春、全てがストップし、「この先いったいどうなるのか?」と不安しかなかった頃。

ガイドもピラティスも全てを停止した私は、ただひたすら毎日走っていました。

そんなある日のこと。
走り終わった時に左膝に違和感を感じたと思ったら、あっという間に腫れ上がり痛みに襲われました。

左膝はスキーの選手時代(相当昔ね)に靭帯を痛め、半月板の手術を受けた足。
「やばい!なんかやったかな…」

少し良くなったり悪くなったりを繰り返すこと数ヶ月。

当時、身体作りに関して焦りを感じ始めていたんですよね。
この世にオギャーと生まれ、すでに半世紀が過ぎ、人生の頂点からかなり降ってきていたわたし。
そんな自分を受け入れられなくて、良くなれば山に登り、また痛くなれば病院へ行き、トレーニングに精を出しという日々を、繰り返すだけでした。

結果的に、私の膝は「円板状半月板」という生まれつき、人より厚みがある異形でした。
なので改善するという希望はこれっぽっちもなく、うまくお付き合いしないといけないものだったのです。

整形外科の先生はじめ、その道のプロと呼ばれるさまざまな方に相談しました。ありがたいことに、いろんなコネクションがあってですね。

言われることは…

「う〜ん、気持ちはわかるけど、それなりにしていきましょう、ということですよね」

けど…
ガイドという体力勝負の職業、それを支えるための身体作りとしてのピラティスをやっているんだという自負心が、年齢的な衰えを受け入れることを拒否していたんですよね。

とにかく筋力体力をつけることを一番に置き、膝には装具をつけ、ガイド業を何とかこなしてきました。

そして昨年の年末のこと。

どうもこうも右肘の痛みがひどくて、寝ることもできない程になってしまったのです。

原因は…

除雪と屋根の雪庇落とし

もうため息しか出ません。。。
ふぅ〜は〜〜〜

とにかくストックを握って、手を前に出すことが痛くでどうしようもないんです。
こんなんじゃ仕事になりません(涙)。

診断は「テニス肘」だったんですけど、対処法(肘の下にサポーターを巻く)をしても、全く痛みが治らず、いや返って痛くなったりもして、一体何をどうしたらいいのか???

それでももがき続け、ラジオ波治療、湿布、アロマ、交代浴etc.

そんな中、3日前にスキーで転びました。

痛くて仕方なのない右側を雪に打ち付けてしまい、あれ〜〜〜〜〜

その晩、首から右肩にかけてムチ打ちっぽい感じだったので、念の為右肩に湿布をして就寝。

するとですね。

翌日、肘の痛みがだいぶ良くなって、久しぶりに爽快に起き上がれたんです!

私の本能的には、肘を痛めたのは確かだけど、大元は肩から背中にかけての張りだったのではと。

要するに、今の生活(仕事も日々のことも含めて)全てに関してオーバーワークということ。

身体の声を聞け!!

わかっているんです。
全て知っているんです。
けど、受け入れたくない。
まだまだ自分はできる、やれるんだというプライド。

15年前に、そこ↑を無理してしまい毎日の不調と向き合わずに、結果的に死と向き合うまでの大病をした経験が、私の背中をトントンとノックしてきたようです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?