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大病から15年目を迎え〜生きてるだけで丸儲け!

今からちょうど15年前の2007年「病気発症」という言葉とともに、人生の大きな転機を迎えました。
思えば、ちょうど春風が心地よい今頃でした。
要再検査→精密検査となり、その結果を待つという地獄のような日々を過ごしていたんだなぁと。

先週、色々と病院を受診するために東京へ行ってきました。
なんてったって、主治医が4人もいるわたし(苦笑)。
元々東京に暮らしていたので、その全てが東京なため、いまだに北海道の田舎町から、せっせと通っているんです。

あっ、
noteではあまり書いてないので、ざっくりと病気のご紹介(笑)

2007年6月に「左胸乳がん」の診断がつき、翌7月に手術へ。
温存手術を希望して(先生は若干反対気味だったけど)、受けたはいいが結果的に全てを取りきれず、しかもリンパ節転移があったのでリンパ隔清もして、11月再手術を受けることに。
再手術までの間に抗がん剤を受け、術後はホルモン治療を5年間受ける。

5年の節目を迎え、ほっと一息ついたと思ったら、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」と診断される。

一時期アンジェリーナ・ジョリーが、同じ症候群を公表し、未病のために両胸を摘出して「アンジーショック」という話題になっていましたよね。
それと同じです←実際には分類もあるので、全く同じかどうかは??ですが。

ちなみに私はアンジーより先に見つかり、アンジーショックより前にショックを受けてました。あはは〜

悩みに悩んだ挙句、2014年に卵巣・卵管摘出手術を受ける。

度重なる手術と治療、そして卵巣を採ってしまったので、そこからはゆっくりと身体の機能が衰えていき始め、女性ホルモンの低下?喪失?に伴い、骨密度低下となってしまいました。

なんだか病気自慢みたいになっちゃいましたが…

そんなこんなで通っている病院が4つあるので、必然的に4人の先生はじめスタッフの方々に毎度大変お世話になっている次第です。

毎回、受診のたびに襟をただし、日頃の不摂生はじめ自堕落な日々を反省しているのですが、さすがに15年目を迎えられた今回は特別な想いに包まれました。

慣れ親しんだ先生との笑顔の会話、看護師さんとの何気ないやり取り、病院へブラブラ歩いていく道のりetc.

こんな日常があるからこそ、そこから先を見据えて生きていけるんだなぁって。

そう。
私が提案している「日常の中の非日常へ」ということも、まずは日常があってこそなんだなって。

その日常は普通でいいし、いや、普通がいい。
特別な幸せ感もいらないし、逆にハプニングもいらない。

普通に過ごせる日々、という日常が送れることを、噛み締めた15年目の節目となりました。

さぁ、生きてるだけで丸儲け!

しんどいことも多々あるけれど、一度の人生楽しんでいきます!!


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