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年齢が高く、転職が多い人の転職活動



人材紹介の仕事について

人材紹介の仕事とは、人材の斡旋について企業と比較的高額な成功報酬で契約して、なかなか見つからない特別に必要な人材を探し出して企業に紹介する仕事です。
従って仕事が見つからずに困っている方をサポートすること、いわゆる転職相談とか転職サポートが本業の仕事ではないことをまず皆さんにご理解いただきたく思います。
もちろん、仕事を探している方に人材紹介会社向けの方とハローワーク向けの方で明確に色分けされている訳ではありませんから、紹介会社に問い合わせしてみたり、エージェント経由の求人情報検索をすることはぜひやっていただきたいと思います。

なかなか常識で判断するのも難しいのですが、一般的には年齢が55歳あたりから上の方や転職回数が5回以上と多い方、特に目立ったスキルや業界経験のない方は人材紹介会社での紹介は厳しいといえます。 一度問い合わせしてみるとなんとなく自分の置かれた状況はわかります。
厳しいですが、それが現実です。

そのような求職者が仕事を見つける為の方法とは

では、そうした求職者はどうしたら仕事がみつかるのでしょうか?いくつかの方法がありますので、ここで全て書くことはできませんが、まずどんな関係の人でもいいので、知り合いを頼り相談してみることをお勧めします。

人間関係があり、しかも直接話すことはやはり強力な可能性を産みます。その際に気をつけていただきたいことは、仕事が無くて困っているという顔をせずに自分のやりたい仕事を熱く語ることをぜひ心がけてください。
相談を受けた人もあなたの困って弱りきった顔を見て自分の会社に採用したり、誰かに紹介することはあまりないからです。

転職への姿勢の重要さ

夢があり、自分の強みを理解し、おごらず、へこまず、まだまだいい仕事で相手に貢献できるという姿勢を強く持つことがとても大切です。
決して自分のことだけ語るのではなく、お会いする方に感謝し、採用される企業に十分すぎるほど貢献するということを伝えることが大事です。

高齢者や転職回数で困っている方はまず、知り合いと会うこと。だとするとやはり日ごろの人間関係の構築が問われると言うことになります。
人生の中で出会いは大きな宝です、どこでどの縁が繋がるか分からないからこそ、日々の出会いを大切にしていきたいですね。


海老一宏(えび かずひろ)アクティベイト株式会社代表取締役社長。中高年専門の転職エージェント、プロフェッショナル人材採用の戦略コンサルタント。内閣府プロフェッショナル人材戦略事業セミナー講師。面談実績は8,000人以上業界20年以上の実績で転職をサポートします。 「40歳からのサバイバル転職成功術」をはじめ著書5冊を出版。経験を新しいステージへ”キャリア・リボーン”をモットーに中高年が活躍する社会を目指します。

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