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熔ける 再び

熔ける 再び
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21世紀の織田信長と明智光秀。

大王製紙社内で謀反が起きた。

井川意高氏の父Aは佐光氏が会社の後任によいとして佐光氏をトップにした。
トップ候補がもう一人いたが部下とうまがあわないことが多く、持ってくる書類も多いという理由で
佐光氏を推した。

結果、佐光氏主導で100億円以上をバカラで使用した
井川氏の影響から井川家を社内から排除するというクーデターがおきた。
そこには井川氏の父Aの兄弟もいて指導が厳しかった父Aの指導から逃れられると思って佐光氏についた。

これも井川氏の父Aも兄弟からも裏切られるとは想定していなかった。

佐光氏は裏佐光と表現され裏では辛い人の気持ちにつけ込んで情にながされるものを自分の味方として利用する旨記載がある。

真意はどうかわかないがすべては、カジノで100億以上を使用して問題化したこともほったんの1つ。
これは無意識で、井川氏が父に反逆したかったでもできなかった。
それをできる他人にやって欲しかった。
佐光氏、父の兄弟。
そうすることで自分や弟も父に束縛から離れられる

人は無意識が本人をうごかすともいわれている。

カジノでバカラにはまり100億を溶かしたら会社を乗っ取られたのではなく、実は

乗っ取られたかったからカジノを利用したのかもしれない。
自分が刑務所にいく、会社に迷惑がかかる、会社を退く。
父からも離れる。
本能が動きだしたのかもしれない。
出所後もカジノで数億円を動かしたのは、それはカジノの影響で会社がつぶれたことはない。
カジノが好きだから行くという理由付けをするためにまた出所後もハマったのかもしれない。

父Aは裏では長男の井川氏のことを悪口をいわなかったといわれている。
これも長男は自分の分身のようなもの自分自身の悪口はいえないということにもなる。

佐光氏とは共死してもよい
というメモが死後にみつかったらしい。

相当の思いがあった。
会社を乗っ取られた。兄弟を奪われた。
息子も追い出された。

自分が、暴君といわれるほど、仕事にも自分にも厳しくかつ、厳しく他人にあたりその影響が自分にも跳ね返ってきたのかもしれない。


#あの選択をしたから

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