苦労の玄人


シンデレラに玉の輿が訪れたり、死にかけた白雪姫が生き返ったり、そういうのはどん底にさす希望の光を夢魅せてくれるけど

玉の輿王子様には他にセフレが沢山いたり、死にかけた姫はかまってほしくて死にかけてみただけだったり、現実はなかなかお伽話みたいにハッピーエンドばかりにはいかない、人生楽ありゃ苦もあるさとはいうけど大体苦ばかりに目がいく

継母に立ち向かうメンタルは大事だし、森の中で見ず知らずの7人といきなりルームシェアする度胸も確かに素晴らしい賞賛に値するだろう両者とも悪くは無い心構えではある

だけどお伽話じゃない現実を生きるには召使い扱いを強いられる生活から自分の意志で逃げ出して、毒林檎を食べない智を身につけたり、ガラスの靴に固執する様な男に振り回されないような自分や、社会を知って狩人から知識を得るくらいのハードモード設定なわけで、またそれが上手いこといったりいかなかったり苦ばかりに目がいく

苦労をすると人に優しくできると聞きました
確かにそうなのかもしれません、人というのは他人や相手ばかりを指し示すとは限りません、苦労している自分自身も人ですから、自分にも優しくできる一端があるとまた苦労もしやすいのかもしれません


1日お疲れ様でした




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