なぜこの仕事をするようになったのか~新卒就活編

 今、私は大きく分けると、

・キャリアコンサルタントとして就職・転職支援の仕事

・企業の採用支援や人材育成に関わる仕事

・著者として本を書く、記事を書く仕事

・コーチとして個人のキャリアや目標・課題解決に関わる仕事

 の4種類の仕事をしています。最初は個人事業主ですが、3年前に法人化し、1人会社の経営者として仕事をしています。

フリーで独立してこの仕事をしている人ならわかると思いますが、それぞれの仕事は密接に関わり合っているので、1つずつ切り分けて説明することは難しいのです。

 が、以前は会社員として組織の中で仕事をしてきたので、私がどのような形で社員として働いてきたところから起業して、商業出版の本も4冊(5冊目も決定しました)出すようになったのか、なんてことをお話したら他の人にも役立つ部分があるかな、と書いてみたいと思います。

 読んでみてご感想いただけたらうれしいです(^-^)


 そして、最初の新卒の就活のことも書いておこうと思います。プロとしてもちろん今の就活とは違う部分がたくさんあることはわかっていますが、本質的な部分はやはり変わっていません。

 これからの23卒や24卒の人にもよかったら読んでもらえたらと思います。

 私が就職活動を意識し出したのは大学3年生のときでした。

当時はインターンシップはない時代ですし、内々定を出すのは10月1日以降というルールがあった時代でしたが、主体行動型ですぐ動き出したい私は、3年生の秋ぐらいからどんな業界や企業があるのか、どういう特徴があるのか、なんてことを就職課の先輩方の合格者情報ファイルを読んだりして研究を始めてました。

 そして、OB訪問とか、ゼミの先生に質問をしてみるとか、いろいろと周囲に話しかける動きを始めていました。

 ここでちょっと反省点。

 走りながら考える傾向がある私は、まだ自分がどんな働き方をしたいのか、自分の長所や特徴が何なのか、などを考えたことがありませんでした。

 そこで、ゼミの先生から

「外資系の海運会社の社長さんと会って話ができるけどどうする?」なんていう話が現実的に来て、もうアポイントもとった後、

いきなり焦ってしまったのです。

 これで社長にお会いするとゼミの教授からの推薦ということになり、就職が決まってしまうかもしれない。本当にそれでいいの?

 外資系の会社だし、ビジネスレベルの英会話力も求められる。そんな力は自分にあるのか?

 いろいろ考えた末、やっぱりまだ1社も就活をしていないのに、その会社に就職する決心はつかない、とゼミの先生にお詫びをし、お会いすることはしませんでした。

 今考えるともったいない話かもしれない。あの時外資系の海運会社に行っていたら、私の仕事人生も、生活も大きく変わっていたかもしれません。

 でも、やっぱり人は自分の大事な価値観や自分が信じている力に納得できないと進路を決めたりしないのだなあと思います。

 (続きはまた明日!)

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