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社長のしごと

気づけば前回の記事から3週間経っていました・・・
広報の山田さん に「月に2記事程度で!」と言われていたのに・・・
すみません。

ヘッダーは私の 16personalities です。
ENTJ-A / ENTJ-T という個人的には正直嬉しくない感じです。

さておき、自分がアクトビという会社の経営をはじめて5年半が経ちました。ここであらためて自分が普段どういった仕事を行っているのかを(割りとぶっちゃけで)書いてみようと思います。
組織フェーズによっても社長のしごとは変わると思うので設立6期目、社員20人、成長企業、ベンチャー企業という軸で見ていただければと思います。

結論からいうと、割合としては下記かなと思います。

30%:1〜3年先の事業を作る仕事
30%:採用
20%:営業(売上のための動き)
20%:財務 / 労務 / 雑務(運営のための動き)


30%:1〜3年先の事業を作る仕事

海外法人の設立、サテライトオフィス開設、新規事業の準備や仕掛けなど
未来の生産を担うしごとです。
アクトビには壮大なビジョンがあって、実現したいことが山のようにあります。そのために、タイミングを見極めて仕掛けていくことをしています。
経営者として、藤原の特性としてここが最も自分にしかできないことであるという責任と自覚を持って取り組んでいることです。

30%:採用

組織は人です。未来の会社のリスクを減らしてくれる人材という軸で採用にはかなりの時間をコミットしています。
カジュアル面談はできるだけ自分が行って、アクトビという会社に興味をもってもらうプロセスは経営者から伝えるべきことだと思っています。
ただカジュアル面談を行うだけではなく、多くの出会いの場に出向き未来のメンバーとなりうる方々との交流も行います。

20%:営業(売上のための動き)

今のアクトビには優秀なセールスや広報のメンバーがいるので、いわゆるセールス活動という意味合いではなく、社長にしかできない営業を意識的に行っています。(とはいっても、売り込みとかする気はなくて、この人いいな!って人と積極的に絡んでいく)
正直、アクトビの事業モデル的にも新規をばんばんとってくるというモデルではなく、一度お取引がはじまると長期的にクライアントの課題解決まで徹底的にパートナーとして支援していくモデルなので、アクトビにしかできないこと、アクトビという会社を広めていくことに徹しているというイメージです。

20%:財務 / 労務 / 雑務(運営のための動き)

組織運営において、実は結構数字的に科学的に経営することを心がけています。月次決算での振り返りと分析は今でも必ず行っていたり、入金チェックも自分でやっています。
創業時は、バックオフィスなんて経営者のしごとではない!ってイキっていましたが、あることをきっかけに財務と向き合わなければいけないタイミングをむかえ、必死に財務を勉強していくなかで、どこまでいっても今の組織を現実的に見るには数字が一番だという結論にいきつきました。
うまくいかなかったときには仮説でもかまわないので、原因を洗い出し改善することで次に繋がります。実験の成果は必ず数字に現れるとおもっています。そのため、事務作業などは顧問の方やコーポレートスタッフにやっていただいていますが、財務諸表に反映されることという観点では私で必ず確認を行っています。

α:誰もやらない仕事

これは割合がでているわけではないのですが、常に組織を俯瞰的に見て、誰も手を付けていないことは自分のしごとだと思うようにしています。
(最近は優秀なバックオフィスがいるのであまりないですが)コーヒー豆がないとか、トイレ詰まってるとかも含めて
一番は組織が円滑になめらかに回っている状態をつくることです。
そのために、経営者のしごとってなんでもすることだと思っています。

さいごに

自分は今ほとんどのプロジェクトに入っていません。それは、数年前にCTOの石村と役割分担を行ってから組織の今を見る領域を、石村に託しました。

ここから自分の役割と責任を再定義することで、結果、組織は伸びました。
採用にも自分自身が注力することで、理念共感を軸とした優秀なメンバーがたくさん定着するようになりました。

冒頭にも記載したように、経営者のしごとというのは組織のフェーズや業態によっても変わってくると思っています。
私は、基本スタンスとして会社のためならなんでもするという意識で気になったことは率先してやるようにしています。

今思うと創業するまでは、社長のしごととしてイメージしていたことはめちゃめちゃあさはかだったなと感じます。

いざ当事者になってみると、良くも悪くも組織は人であり、我が子のように可愛く感じるものです。

これから更に成長を続けていく中で、また自分の役割も変わっていくのだと思います。
ただ、変わらないのは経営者としてこの会社に人生の一部期間を預けてくれている社員を必ずしあわせにすること!!!
そのためならなんでもやってやるって気合いと根性だと思ってます。

頑張る!!!!!!!!!!!!!!

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