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参加型外資系カンファレンスは結構疲れる


モントリオールに行ってきた

先日とある社内のカンファレンスに参加するためモントリオールまで行ってきました。私が勤める会社のとあるセクションのリーダーたちが一堂に介するカンファレンスだったのですが、社内の1部のセクションとは言え400名ほどのスタッフが集まる大規模なカンファレンスでした。

日本からの参加者は私1人でほとんど知り合いがいないと言う状況でかなりアウェイ感を感じる集まりとなりました。当然ながらカンファレンスやその中でおこなわれるワークショップはすべて英語で進行します。一応外資系企業勤務、海外在住歴10年以上と英語には自信があるのですがそれでもさすがに2日間の英語漬けは疲れます。

会議はモントリオール市内のホテルを借り切って行われ、初日は各チームでの親睦イベントなどがあり、夜はウェルカムパーティー。翌日からは朝食後、午前中は取締役やVPのキーノートも含めて4つのプレゼンテーション、午後は選択性でワークショップに参加その後またプレゼンテーション及びクロージングトークといった流れで、2日間のカンファレンスが開かれ、最後はクロージングとしてモントリオール 市内のクラッシックな内装のヴェニューを借り切って生バンドが入ったパーティーが開催されました。

期間中は会場の外に出ることはほとんどなく、カンファレンス後はチームディナーやカラオケなどのアクティビティが行われていました。下はホテルの周りを散歩した写真。

双方向でないコミュニケーションは結構疲れる

時差ボケがあることも理由の一つですが、なぜカンファレンスではいつも以上に疲れてしまうのか考えてみまして、気がついたのですが、一対一などの双方向のコミュニケーションであれば、不明なことは相手に随時確認する事が可能ですが、プレゼンや会議ではこちらの理解度に関わらずどんどん進行していくため、英語に集中しているだけで結構疲れます。結構ハイレベルな話だと使う単語も難しい。

またワークショップは5、6名で1つのテーブルに座り与えられた課題を共にこなしていくといった形で進行するのですが、基本英語ネイティブと一緒なので、こちらも内容についていけないとかなり居心地の悪い思いをするのでこれまでに何度かしんどい状況になったことがあります。

参加型のワークショップはこう乗りきっています

今回は対策を考えていきましてその対策と言うのはとにかくまずこちらから積極的にワークショップのイニシアチブを奪ってしまうと言うことです。とは言っても、特別なことをする訳ではなくただ単に誰かに対して疑問点を投げかけたり僕はこれについてはこう思うんだけどといった形でまず口火を切ってしまいます。よほど的外れな発言でない限りは、あなたはどう思うとそれから続けていくとおのずと進行役といった役割を得ることが可能になります。

自分自身の役割さえ自分で決めてしまえば後は書記役などを決めるときにも、ごめんちょっと英語のスペルが苦手なんでとかなんとかごまかして他のネイティブに押し付けてしまうことができます(笑)。

ワークショップではそこで具体的な解決策などにたどり着かなくても異なる考え方や問題への取り組み方法といったものが学べれば自分は十分だとしているので、この方法で他のメンバーたちと一緒に議題に取り組めたのは非常に大きな経験となりました。

結論

結局のところ普段の東京のオフィスを離れていわゆるコンフォートゾーンを抜け出た状況が生み出す不安や疲れが原因でこういった集まりの苦手意識が発生するのかなとも思います。あまり周りに合わせても疲れてしまうばかりなので、無理してペースを合わせすぎず、自分一人の時間も大切にすることでいつもと異なる環境でも自分が居心地が良いと思える状況に存在できる心がけは必要かと思いました。

次回は今回のカンファレンスで語られたマルチレベルでの問題への取り組み方法、コンフォートゾーンのせめぎ合いを通して成長していく考え方などを書いていければと思います。

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