優しい心

毎日の朝の散歩はあてもない。

ただ静かに、道端のお花を見つめたり、木々を見つめたり、ただあてもなく歩く。

好きな音楽を聴きながら、静かに歩くその時間は、わたしにとって多幸感あふれるものだ。

先日、道端で美しいお花を見つけた。

ピンク色の美しいお花。

しかし、また会いに行ったら、だいぶ成長し、風に吹かれて、倒れかけていた。いつも手ぶらで散歩しているのでどうしようもなく、気がかりながらもその場を後にした。

やはりどうにも気になって、次の日にまた会いに行った。

すると信じられない光景を目の当たりにする。

そのお花が元気に立っていたのだ。
そっとそばに添えられた支柱のおかげで。

公道なので、きっと管理者は誰もいない。誰か心の優しい人が、お花のために支柱を添えてくださったのだ。

お花が嬉しそうにしているのがわかった。嬉しい気持ちが伝わってきた。

心優しい人に救われる日々だ。

心優しい人へ、感謝と敬意を。💐

わたしのことを、道ゆく人のことを、
そしてその美しいお花のことを幸せにしてくれて、本当にありがとう。

この世界は優しさに満ち溢れている。
これまでも、これからも、この世界は優しさに満ち溢れている。

誰かの優しさに気付ける人間でありたい。
そして誰かに優しさを届けられる人間でありたい。

心優しいあなたの幸せを
いつもいつもいつも祈っている。