ひとり静かに歩く
早朝の散歩が日課だ。
日の出前の街を歩くと、いつもの街とは違った景色が見えてくる。なんだか街全体からそっと寄り添ってもらえるような、そっと包み込んでもらえるような、そんな優しい感覚になる。
大まかなコースは決めているが、その日の気分、思うがまま自由に歩く。
好きな音楽を選んで、ただひとり静かに歩く、至福の時間だ。
歩く道にも、その日だけの纏う空気があって、
言葉にできないその空気を胸いっぱいに吸い込むと
言葉にできない多幸感に包まれる。
この世界には、言葉にできない優しい空気がたくさんある。
言語化はできないその優しい空気を共有できる人、共有したい人と出逢うことが出来たのなら、それだけで幸せな人生だろう。
かけがえのないその人をずっと大切に生きていけたら、
ずっとずっと幸せなのだろう。
言葉にできない幸せが、見渡す限り広がり続けるこの世界。
なんて美しく儚く、力強い。
そんな世界が大好きだ。
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朝の散歩にて撮影した自然たちをInstagramのストーリーで静かにお届けしております
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