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KAIKAで創り、E9で上演する

昨年に上演したvol.1『アルカディア』も、KAIKAで稽古をして、THEATRE E9 KYOTOで公演をしました。
THEATRE E9 KYOTOという劇場が京都に出来た時から、あの劇場で上演する作品の稽古を、KAIKAで行ったら、とても便利なのではないか・・というのを思っていました。・・と言うのも、E9の舞台空間の広さが、ちょうどKAIKAの広さと同じ程度だったからです。

③アクティングエリア比較

詳しくは、こちらをご覧ください。昨年の公演の時に書いた記事です。

「E9で上演する作品の稽古を、KAIKAですること」(2021年7月2日)
https://note.com/acs_kaika/n/nc9ed1fdd603e

京都には、公共の稽古場施設が複数あり、それらは安価で利用できたり、選抜はありますが無料で利用できたりするので、多くの京都の団体・アーティストが利用しています。
ですが、KAIKAの「広さ」を求めて、それから、連続してその場所で創作ができることを求めて、本番が近づいた期間だけはKAIKAで稽古をする、という団体も、これまでたくさんありました。

せっかくE9の舞台の広さが作れるのだから、E9で上演する作品の稽古場として、ここが活用されることになればいいな、と考えていまして、その第一弾を、まずは自分たちで実践してみよう!と思ったのが、昨年の『アルカディア』の創作の時でした。
実際に、その有り難さを享受して、創作に取り組めたと感じています。

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『アルカディア』稽古時の様子

今回も、この環境を活かして、臨んでいきたいと思います。

京都に、作品を発表する劇場としての「THEATRE E9 KYOTO」と、それを支える創る場としての「KAIKA」が、有機的に効果的に存在できることになって、豊かな想像環境が生み出される一助になれば・・と考えています。


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