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EC業界とは?ECの仕事とは?大手ECモールの違いを徹底解説!

こんにちは☀
ACROVE採用担当の藤原です!
公式noteをご覧いただきありがとうございます。

今回はEC業界について第2弾となる記事を書いてみました!
前回より少し踏み込んで、出品者目線でECモールについてご紹介していきたいと思います。

新卒の方や、別な業界からの転職を考えている、という方に少しでも役に立つ情報をお届けできれば幸いです!
そしてさらにACROVEに興味を持っていただけると嬉しいです✨

▼前回の記事はコチラから!「EC業界とは?」



ECモールとは

「ECモール」とは、インターネット上のショッピングモールです。複数のショップが一つの大きなサイトに出店や出品をします。
大手ECモールとして有名なのが、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングです。

ECモールのビジネスモデル

ECモールに出店・出品すると、手数料が約10%~15%程度かかるので、自分でECサイトを運営するよりは費用が掛かります。一方で、すでにモール上にはお客様がいる状態なので、集客力が高いことが特徴です。自社で1からお客様を獲得しようとするとかなりのコストがかかるため、集客のためのリソースを抑えられることが大きなメリットです。
ECモールは「ショッピングモール」、自社ECサイトは「路面店」のようなイメージをしていただけるとわかりやすいかと思います!

ECモールと自社ECのどちらが適しているかは、商材や企業の規模や認知度などによっても変わってきます。
現在はどちらも展開している企業が多いですね!

「Amazon」と「楽天市場」の違い

ECモールにもそれぞれの特徴があります。モールによってどんな違いがあるのでしょうか。
今回は大手ECモールの2つを比較してまとめてみました!

「Amazon」と「楽天市場」の売り場構造

「Amazon」商品を出展するECモール
商品を出品するのみなので、企業やショップとしての認知や集客が難しいと言えます。ただ、工程が簡単で出品のハードルが低いためスピーディに始めることができます。
何を誰から買うのか?の順番で購入する流れです。
購入したい商品が決まっている場合、とても便利なプラットフォームと言えます。

「楽天市場」店舗を出店するECモール
大きなショッピングモールのオンラインバージョンでイメージいただけるとわかりやすいと思います!
企業が店舗を出すので、ページも自由にデザインでき、企業ごとのイメージを表現しやすいことが特徴です。そのためリピーターの獲得も期待できます。一方でAmazonに比べると出店するための審査が厳しくハードルも高いと言えます。
誰から何を買うのか?の順番で購入する流れです。
幅広く商品を検討したい、という場合にはウィンドウショッピングの感覚で様々な店舗の商品を比較することができます。


商品ページデザインの自由度の違い

Amazonの商品ページには、商品名や商品画像・説明文に様々な規定があります。(メイン画像は白背景ではなくてはいけないなど)そのため、自由度は低いことが特徴と言えます。一方で、型が決まっているので簡単に出品できる点はメリットです。

楽天市場は、Amazonに比べ商品ページデザインの自由度が高いため、店舗により特色をアピールしやすいという特徴があります。メイン画像もAmazonと比べると賑やかな印象になります。しかし、ページを作成するのに時間と手間を要するため、ハードルは高いです。

それぞれにページの特徴があるということですね!

Amazonの商品ページ
楽天市場の商品ページ

利用者の層の違い

Amazonと楽天市場では利用しているお客様の層にそれぞれ特徴があります。
「Appliv TOPICS」が実施した2023年7月4日~7月11日・20~69歳男女1,099人を対象に行ったアンケートによると、
Amazonは20代の利用率が他の年代に比べて高く、楽天は女性のほうが男性に比べて利用率が高いという結果となりました。

「Amazon」において20代が他の年代より10ポイント以上高くなっています。
「Amazon」は男性の方が女性よりも10ポイント以上高く、「楽天市場」は女性の方が男性よりも約8ポイント高くなっています。

さらにそれぞれの優れているポイントについては、
Amazonは「配送料」「配送方法」の評価が高いのが特徴となっており、
楽天市場は「ポイントシステム」の評価がもっとも支持されています。
楽天市場は「楽天経済圏」で生活しているユーザーの支持を得ており、この点から家計を握ることが多い女性が多いことが推察できるとまとめられています。

上記で記述した、それぞれの売り場の構造と商品のページのデザインも利用者層に影響を与えていることも考えられます。
同じ商品を出品するにしても、それぞれのモールの利用者の特徴に合わせて訴求の仕方を変える必要がありそうです!

広告とオーガニック

ECモールには商品ページにアクセスする過程として、「オーガニック」と「広告」の2つのパターンがあります。

広告:検索した際、商品が上位に表示されるのでアクセス数が増えます。
オーガニック:自然検索のことを指します。

下記にそれぞれの広告とオーガニックを色分けしてみました!

Amazon
楽天市場

こうして比較してみると、普段私たちが一番最初に目にするのは広告で打ち出している商品であることがわかります。

ちなみに、オーガニックで掲載される順番にはそれぞれのモールでアルゴリズムが設計されていますが、
いずれも、購入数、検索キーワードとの関連性、購入者の評価(レビュー)、在庫状況、配送スピード等が影響していると考えられています。

商品をより多くのお客様に手に取っていただくためには、まずは露出を増やすことが大事です!
広告の運用や、SEO対策・SNSやLINE等の活用を通して顧客情報をもとに適切なアプローチを行うなど、施策として行えることはたくさんあります✊

ECに関わる仕事の魅力

最後にECに関わる仕事の魅力についてお伝えします。
まず1つ目は、事業の責任者のような動きができる点です。会社やブランドの売上・利益を伸ばすために様々な施策を行います。さらに、在庫の管理など裏側の動きも必要です。
デジタルマーケティングに携わることができる仕事はたくさんありますが、多くは認知させるための動きのみです。ECであればより商品の企画のような上流工程から物流まわりの下流まで幅広く深く入り込んで携わることができる点が魅力のポイントです。

2つ目は、社会貢献につながる点です。
日本、さらに視野を広げて世界にはまだまだ注目されていない”価値があるいい商品”がたくさんあります。また、本来届くべきお客様に商品を届けられていない場合もあります。そういった商品をECであれば、いつでもどこへでも届けることが可能になります。
ACROVEでも「良いCommerceが、届く世界へ。」というビジョンを掲げていますが、ECを通して1人でも多くの意客様のもとに商品を届けることができる世の中にしていきたいものです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

普段何気なくオンラインショッピングを利用していますが、様々な要素が重なって購入に至っていることに気づかされます。

ACROVEでは、ECのプロが社内にたくさんおりますので、ECモール上でのあらゆる施策を通して、売り上げの最大化のご支援と自社ブランドのバリューアップを行っています。

この記事を通して、ECに関係するお仕事への興味を持っていただけると嬉しいです😊

参考記事
【決定版】Amazon(アマゾン)と楽天市場を徹底比較!出店者とユーザー側それぞれから違いを解説
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