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子供の心をつかむ方法~アメトーーク!「子供番組やってる芸人」から学ぶ~

2020年2月13日(木)のアメトーーク!で興味深い内容がありました。
子供たちを楽しませることや、学習意欲を高める時などの非常に有効なヒントが沢山語られていたようにも思います。普段子供たちがどんなことにツボっているのか、私は結構気になります。

◉芸人とその番組
千鳥「天才てれびくんYOU」「Let's天才てれびくん」
ジャングルポケット「おはスタ」「みんなDEどーもくん」「できたできたできた」
ロバート山本「おはスタ」ポケモン部長
あばれる君「おはスタ」
永野「じゃじゃじゃじゃ~ン!」

私の世代(30代)では、天才てれびくんとかは結構認知度高いんじゃないでしょうか。今は千鳥さんがやられているみたいです。おはスタやできたできたできたは少し見てました。NHKをぶっ壊す!っていうのが流行りですけど、私は結構、NHK教育は録画してでも見たい番組がいくつもあります。道徳向け番組がかなり優秀なんですよね。と言いますか他に競合があまりないからNHK教育の一強なんですよね。
最近だと小学3・4年生向けの道徳番組「もやモ屋」が素晴らしいです。
さわやか三組などの後継番組です。

子供達の笑いに不要なこと

子供の笑うツボと大人が笑うツボは正反対のように違うみたいです。大人はウケるけど子供はウケない。子供がウケるけど大人はウケない。というのは出演者皆さん納得していました。
また、
・お笑いのセオリーは不要
・シュールな笑いは不要
・エッジの効いたボケ・ツッコミは不要
・ギャグをするにも前フリ不要

だそうです。
確かに子供たちは誰か著名人のモノマネをやったり、彼らの生活にないような前フリ内容でお笑いが行われても、特に反応に困りますよね。だって知らないのだから。知らないし具体的な想像が出来ないものに対しては彼らは素直な反応をしますね。

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子供達の笑いに必要なこと

・日頃のイメージを崩すこと
・シンプルな動きや動物の鳴き声を誇張すること
・大人も10歳程度の精神年齢で臨むこと
・声のトーンを急に変える
・おならネタ
・志村後ろ!のネタ(大人・子供両方を笑わす可能性大)

不要なことと必要なことを見比べてわかることは、前者はその芸人の経歴や人生経験を活かし言語的に笑わせているが、後者は視覚的・即興性などとシンプルさや非日常の言動が笑いの要素になっていることです。


モチベーションが上がるタイミング

子供達が笑うツボの他に、彼らがモチベーションを上げるタイミングも述べていました。
・誕生日サプライズ
・一番活発な子をリーダーに任命すること
・答えを子供たちに言わせること


その他気になったこと

・子供達が今ハマっているゲーム等のハイスキルを大人が持つと崇拝される
・ロケのための移動で大はしゃぎして、いざ撮影になると疲れている
・子供は白髪の元気な人は怖がる
・子供達と一緒に居たら心がキレイになる
・バラエティはおかしい、子供番組は人間っぽい
・ドリフはすごい!

子供達の世界と、大人の世界というのは大きく違うみたいですね。それが何歳まで続くかと言ったら小学生のうちなんでしょうか。小5くらいから幼稚な笑いに若干疑問を持ち始め、中学生くらいになると大人の笑いのツボに近づいてくる印象を受けます。思春期が節目ということなんでしょうね。

この笑いのツボを理解して学校教育でも塾でも、キャンプでも、外遊びでも使っていければかなり子供達から好意的に見られるんじゃないかと思われます。その人を好きになってくれれば、大人の言うことも、子供の言うこともお互い理解し合えて面白い人生を送ることができる感じがします。
早速私も子供達の心理をよく理解した上で上記のことを試してみようと思います。

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