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夜明けのすべて
カフェやコーヒーについて書こうと開設したのだけど、とっても素敵な映画を見たのでそれについて。
この暖かくなった気持ちをどこかにとどめておきたくて書きます。
ちなみに私はレモネーダー。
札幌に帰ってきて初めて映画館に行きました。
どこへ行ったらよいのか??
お客さんに聞いたりして。
車で意外と便利なのは小樽とも聞いていたのですが。。
今回はサッポロファクトリーにある映画館へ。
夜明けのすべて
ドラマチックなことは何も起こらない。
日常をある時点から切り取った映画。
こういうのはかなり好きです。
ちょっと驚いたのが画面の質感、照度が低くてフィルムで撮った昔の映画を見ているよう。
体温も低そうな感じがしたけど結果、暖かさが伝わってくる。
そんな印象です。
悪いヤツが一人も出てこない。
一切の説明がないから余白がたくさんあって色んな事を考えながら見られたのはとってもよかった。
着飾った「衣装」じゃなくホントに普段着てそうな流行を追ってない地味目のセーターやシャツ姿の萌音さんがとてもとても素敵。
生きづらさを感じながら日々を送っている二人がお互いのできる範囲で見返りを求めない優しさで接しているのが、なんかドキュメンタリーを見ているよう。
何らかの琴線に触れたってことで男女としてじゃなく、人と人としての関係を構築していけるよね。
普通にあるよね、そういうこと。
ずっとずっと見ていて飽きない。
これ間違いなく演技だろうけど、ポテチをがさがさって口に運ぶ、藤沢さん(萌音さん)の姿を見れただけでなんだかとっても満足している自分がおかしかった。
きっと今日も藤沢さんはお母さんの介護しているだろうし、山添くんは炭酸飲んでるよね。
きっとどこかでそうやって生きているんだろうなって思える映画だった。
好きです。こういう作品。
最後に
瀬尾まいこさん、2012年くらいまでの作品は全部読んでいたのに。
これを機に原作読んでみます。
noteの「そんなときは書店にどうぞ」もとっても面白かった。
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