CADで設計もするディスティラリーマネージャー兼ブレンダー?!挑戦と革新の三郎丸蒸留所(前編)
トンネルを抜けると雪国…ではないが、みぞれ交じりの冷たい雨が降る北陸、の12月某日。我々エィコーン陣(社長、坂戸のツタ氏、池袋のスガ(私))は三郎丸蒸留所の門を叩いたのだった…や、もちろん実際には叩いていません。ちゃんとアポ取らせていただいてお邪魔しましたよ。
エィコーンの本拠地は埼玉にございますので、大宮から北陸新幹線でひとっとび。
と思いきや、ここからの交通手段には落とし穴注意すべき点がいくつかありました。今後訪問される方のためにもご紹介しておきますね。
経路としては簡単です。JR城端線(ジョウハナセン)から14分程度。油田駅(ユデンではありません、アブラデンですよ!)から徒歩1分で若鶴酒造・三郎丸蒸留所に辿り着けるのですが…
城端線の新高岡駅は無人駅です。思わず画像中央の機械に交通系ICカードをピッとタッチしてしまいそうになりますが、ここがポイント!!目的地のある城端方面はICカードでは乗車できません!!従って我々は切符を購入しました。
ここでさらにポイントが!!交通系ICカードでは切符は買えませんでした…。どうやらチャージ専用のようです…。よって現金で切符を購入。そんなこんなでわちゃわちゃしている間に電車がやってきました。
後に三郎丸蒸留所の稲垣氏から伺ったのですが、これ実は電車ではなくて気道車なんですって!ディーゼルで動いてるらしいですよ!どうりで電線が無かった訳です。
さて、乗車時にもポイントが。二両編成ですが、後ろの車両の扉は開きません(-ω-)先頭車両の扉に人々が駆け寄っていきました。
乗ってみると乗車システムがバスに近いことがわかりました。乗車する時に車内で整理券を取り、車両の先頭、運転席のすぐ後ろに設置されている電光掲示板に表示された乗車駅ごとの運賃を確認し、降車時に箱に入れる、または運転手さんに直接切符を手渡すという仕様。
鉄分の少ない私でも少々興奮致しました…。てな訳で
着いた!
駅の目の前に大きな看板があったので迷いようがありませんでした。
出迎えてくださったのはディスティラリー・マネージャー兼ブレンダーの
稲垣貴彦氏。背が高く溌剌とした笑顔が素敵なナイスガイです。
(残念ながら写真はございません。悪しからず…)
我々が到着したのは午後1時…「お腹も空いたことでしょう」と稲垣さんはまず、蒸溜所施設内にあるレストランでランチに誘ってくださいました。
稲垣氏と様々なお話をさせていただき、お腹も心も満たされたところで、いざ、メインイベントの蒸溜所見学へ!!
ここで我々は稲垣氏の数々の挑戦とイノベーションを目の当たりにするのです…。(後編へ続く)