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日記 〜読書記録〜
夕香と正和、正和と華、夕香と華。
食の趣味が合うことがきっかけで同居を始めた夕香と正和。
本当は中々埋めることのできない何かを埋めたかったのでは?
日が経つにつれ相手に対して沸々と湧く感情。
ひとりじめしたい、恋愛感情はなくとも。
日々研究に没頭する正和の恋人、華。恋人に自分をさらけだす必要はないけど
隠すものが大きすぎる。継ぎ接ぎしながら関係を続けている。
CMからお借りして「そこに愛はあるんか」と、華も何かを埋めたいだけでは
と思ってしまう。
3人が表に出す感情、内に秘めた感情、どれも薄く感じてしまった。
でもね、3人とも前に進んでるし、時が経って、振り返れるか返れないか、
振り返ってほしいな。
夕香と正和の食事の場面は食欲をそそられっぱなしでした。
思い出の中に食事があるんじゃなくて、食事の中に思い出がある。
千早茜「さんかく」読了
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