サクラヒメってやんごとなきみやび。-好きな人に好きな恰好で逢いに行ける幸せ-

『サクラヒメ』が世に出る直前のゲネプロで有難くゲットした義賊エンドに胸をときめかせてから10日。


迎えた千穐楽、エンディングで全員出てきてわたしの記憶違いかと思ったけれど、キャストさんや脚本演出の方が口を揃えて言った「サクラヒメに出会ってくれてありがとう」にじーんとして、本当に最後なんだな〜って噛み締めた。

キャストさんたちも本当に仲良しで、毎日更新されるSNSに微笑ましくなることももう無いのかと思うと終わって欲しくなかったけれど。

相反するものである終わりと始まりは繋がっていて、すこし切ない終わりを経てまた前に進むために必要なんだよなあと改めて思いました。



相反するものってたくさんありますよね。

太陽と月、光と影、それから好きと嫌い。

どちらもあるからお互いの存在に気づくことができるもの。

例えば嫌なことがあるから好きなことの有り難さや楽しさに気づくことが出来るし、その好きが数倍に跳ね上がることも。



サクラヒメの期間中はとくにそうだったな。目を背けたくなる就活だったり考査だったり。

世界さんトヨさんのトークショーの日は生憎リクルートスーツとパンプスを引きずって南座まで行く気力も沸かなかったり(こればかりは少し後悔してる)。

でも少しの負の感情を経たから多分今も余韻としてサクラヒメがわたしの心の中できらきらとした大切なものになっているし、昨日は最高な1日だったなあと思います。

それからあたたかいファンのおねえさんたちと出会えたこと。

好きな人に好きな恰好で逢いに行けたこと。



わたしはいつかに着ている服装が界隈にふさわしくないだとか、手紙を贈ってもどうせ届いていないよだとか、見ず知らずの人に言われたこともあって。

一緒に応援してるのに冷たい人が大多数だと思っていたこともあったけれど。

今回サクラヒメで関わった方たちはみなさん優しくて、好きの界隈が違えどみんな好きな人を心穏やかに応援していてこちらも心があったかくなるほど。

このサクラヒメが繋いでくれたご縁と好きな人に好きな恰好で逢いに行くときめきをこれからも大切にしたいなあ!

「また南座で」という荒井さんの言葉を信じてサクラヒメに会えることを願っています。

またいつか🌸

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