身に付けてもらってやっと完成

先日、学生時代の友人の結婚式があった。

ここ最近、仕事も在宅でしていたために、久々の外出でちょっとドキドキしながら外に出る（外に出るのは保育園の送り迎えくらい）

今回の結婚式は、私にとっては一層特別だった。

彼女からの連絡は去年の12月の半ばだっただろうか、結婚式のドレスに合わせるヘッドドレスをオーダーしてくれたのだった。
しかもウェディングドレスとカラードレスどちらも。

1日通して、私のヘッドドレスを身に付けてもらえる。それは、私にとってとても特別な出来事だった。

デザインに2週間程度、制作期間は1ヶ月だったろうか。すべてを注ぎ込んでデザインと制作をさせてもらった。とても幸せな時間だった。

私にとってドキドキする瞬間は、納品後のお客様の反応、そして実際に使用してもらった後の感想。

だから結婚式当日にその光景を目の当たりにする私はとてもどきどきしていた笑

バージンロードに現れた彼女は、とてもとても綺麗だった。

そして、私のアクセサリーを身に付けてくれていた。

アクセサリーを作るようになって思うのは、作って完成ではなく、身に付けてもらってやっと完成だなと思う。
美しいドレスに、素敵なヘアメイク。そこにそっと花を添えるように佇むアクセサリー。すべてが合わさって完成なんだ、とこの時に実感して、身震いした。

お色直しのあとも同じことを実感。

作っていると、やはり作品に集中するので、作品が”大きく”見える。

でも、身に付けてもらった瞬間に、ふわっとそこに馴染んで本来の大きさを取り戻し、”ジュエリー”になる。

ああ、これはクセになるな。ふと思った。

最近、体調を崩したこともあって、少し弱気だった。

でも、また頑張ろうと思えた。きっかけは何気ないところに転がっている。

ところで、毎日noteはもうやめようと思う 笑
私の目的はそこじゃないかなと思ったのです。たった一言でも私には結構プレッシャーになってしまっていたので、ゆるりと本当に書きたいことを書いていこうと思います。

書くことは自分の頭の整理にもなるので、これからも（実は結構頻繁に）続けていこうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします^^

acoco