【Heart Voice】同性・異性、性別に対して違和感や抵抗、嫌悪感を感じる理由
同性に対して、または異性に対して過剰なネガティブ反応が起きるのは、自分の性別を素直に受け入れられていないから
“春の嵐”と言うだけあって、先日は傘のアイデンティティが失われそうなほどの天気でしたね。数年前の痩せすぎ体型のわたしだったら軽く吹っ飛ばされていたでしょう。(今は体重戻りつつある)(でも飛ばされそうだった)(もうちょっと頑張ろう)
さて今日は、前回のお悩み相談の続きで、自分の性別に対して違和感や抵抗、嫌悪感を感じる理由について語りたいと思います。まずはこちらをお読みになって。https://note.com/aco_bell/n/n486d7db6735d
読んだ?じゃ本題行くわよ。
◇◇◇
女性なのに「女性らしさ」や「女性なんだから」という言葉に違和感や抵抗を感じ、男性に舐められないよう振る舞ったり、性別を超えて認められようとしたり。
この心理や行動は、男尊女卑の文化が残り、かつ、男女同権、性別の垣根をなくす風潮が強くなってきた“過渡期”を生きる女性なら少なからずあるかと思います。
ただ、前回の相談者Tさんのこの言葉↓
>女性というだけで損する、下にみられる、相手にされないなど、マイナス要素しか見つかりません
のように、自分の性別に対して過剰にネガティブな解釈をし、自分の性別であることで不遇な環境に身を置くのは、別の問題が隠れてたりします。(性同一性障害は別です)
その問題というのは、[お前の性であるな]という禁止令です。
※男性読者さまへ。ここからの話は性別を逆にして読み進めてください。(例:親は、姉や妹ばかり優先して構っていた、みたいに)
Tさんの幼少期の生育環境がまさにその典型的な例なのですが、
・男尊女卑の家系で、女性はみんな下女扱い
・親は、兄や弟ばかり優先して構っていた
・『あんたが男だったらよかったのに』と言われ続けた
・男子を期待していたのに女子が生まれ、親がカッかりした
養育者のこのような言語や非言語を、『女性であってはいけない』というメッセージとして受け取ってしまうと、自分が女性であることを素直に受け入れられなかったり、“女性=悪いこと”と捉えるようになります。
無意識だから無自覚だけど。
これが[お前の性であるな]という禁止令です。この禁止令を受けていると、自分が女性であることに「罪悪感」を抱くようになります。
それで、女性なのに女性らしく振る舞うことに抵抗や違和感を感じ、男勝りな女子に仕上がります。会社員時代のあたしなんか、『姐さん』と呼ばれるのはまだマシで、『漢らしいな』とよく言われたものです(せめて“男”にしてくれ)
Tさんのように、男性から虐げられたり咎められるような環境に身を置くのも罪悪感の為せる技。
罪悪感を感じるってことは、罪の意識があって申し訳なく思ってるってことでしょう?そうすると、その罪を償うために罰を受けようとするのさ。
その罰が、男性に虐げられる・咎められる、とかなわけ。そういう環境に身を置いて社会的立場や成功を得られないようにするのも罰の一つ。こうやって、女性であることの罪を償おうとしてるのです。
他の償い方・罰としては、DV男など“絶対に幸せになれない相手”ばかり選んで自分を傷つけ続ける、なんて人もいますね。
一旦ここでまとめに入ります、一旦ね。
女性もしくは男性として、つまり自分の性別に罪悪感を持っている人は、女性(男性)としての幸せを諦めることで、女性(男性)であることの罰を受け入れる人生を歩むことになります。
無意識だから無自覚だけど。(大事なことは何度でも言う派)
でも、これまでの人生を振り返れば、心当たりある人もソコソコいると思いますよ。(わたしは心当たりしかなかったけど)
でだ。
ここまでは、[お前の性であるな]の禁止令を“素直に”受け取ったケースなのですが、逆に、“反抗的に”受け取るケースもあります。
反抗的に受け取った場合は2パターンあって、①「女性であることの優位性を証明しようとする人生」を歩むか、②「性別関係なく価値のある人になろうとする人生」を歩むかに分かれます。
①のパターンは、女性であれば、“女”を強く出します。服装とか仕草とか態度とか。露出度高過ぎだろと言いたくなる女性はこのパターンの可能性あり。
男性を弄ぶとか支配するとかして“高嶺の花”になろうとしたり、自分より女性らしい人、女性として愛されている人を妬み攻撃する、ってのもこのパターンですね。
要は、女性である自分がどれだけ素晴らしいかを過剰にアピールするんです。これはこれで疲れるんですよ。常に反抗心を持って行動してるから。
②のパターンは健全に見えるんですけど、度が過ぎると自分を壊します。
例えば、男性を敵視して、男性に負けない・勝つために過剰に努力したり、男性より体力的に劣るのに、男性と同等の仕事をして認めてもらおうとしたり。
あとは、媚を売る人(自分含む)を嫌悪する傾向もありますね。媚を売るってことは下手にいるってことで、つまり対等じゃない。そこを嫌悪するのよ。
でね。
[お前の性であるな]の受け取りパターンを3つ挙げましたけども、これは、どれか一つに該当するというより、シチュエーションによってどのパターンが強く出るかが変わります。
仕事の場面では反抗的受け取り②のパターンが出て、恋愛の場面では素直に受け取ったパターンになる、みたいに。
いずれにしても、性別というのは自分のアイデンティティの一つなんですけど、それを素直に受け入れられていない状態なので、当然、自分の体にも心にも負担がかかります。
ゆえに、[お前の性であるな]の影響を受けている人は、女性特有(男性特有)の病気にかかる人が多いですね。わたしのクライアントさんにも多い。
なので、今日挙げた例やパターンに自分が当てはまっていないかどうか、ご自身の人生を振り返ってみてください。まずは自覚することが大事大事。
「自覚」ってものすごく大事なことでね、言葉を変えると「理解」なんですけど、『自己理解は最大の癒し』と言われるほどの力を持っているんです。
自分がどんな状態であるか、どんな感情を持ち続けていたか。そういった“潜在していたもの”を理解すると、これまでの出来事が起きた理由がわかり、同時に、認められた安心感のようなものが生まれます。
この時点で問題の半分は解消したようなもんですd( ̄  ̄)
◇◇◇
ってことで、まずはご自身の人生を振り返って、同じパターンを繰り返していないか見直してみてくださいな。この後どうしたらいいかは、振り返った結果によって変わりますゆえ。
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今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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