仕事におけるコミュニケーションの改善のために
今回はゲームから離れて、仕事関係の話を。
最近、仕事場におけるコミュニケーションで悩んでいたのですが、アドバイスをいただき、どうすればいいのか見えてきたので、忘れないうちに書き残しておこうと思います。
自分の職業はSEで、現在は某システムの運用保守を行っています。
その現場には、2人の先輩(仮にAさん、Bさんとします)がいて、この2人は自分含む他のメンバーよりも経験が長く、自分も2人に色々教えていただいています。
自分と2人との関係は良好で、コミュニケーションも特に問題ない(と、少なくとも自分自身は思っている)のですが…。
悩みとは、この2人の間の関係が良くないこと。
AさんがBさんに質問しても、Bさんの回答が質問から外れていて(回答になっていない)、だんだんAさんがイライラしてきて…最終的に、AさんがBさんに説教する…といったような状況が、ほぼ毎日繰り返されているのです。
例えば、以下のような感じ。
A「B、この仕事できる?できない?」
B「この内容の仕事は、あまり経験ないです。」
A「できないの?」
B「1度だけやったことがあります。」
A「質問に答えて。できるの?できないの?」
B「やったことあるので、できるとは思いますが、だいぶ前にやったことなので、できないかもしれません。」
A「…」
B「…」
大体この辺まで来たあたりで自分が間に割り込み、「Aさんが知りたがっていることはこういうこと、Bさんが言っていることはこういうこと、で合ってますか?」などと、通訳というか、交通整理というか…そうしてようやく話が先に進む、といった感じです。
2人だけで話をしているときは、上記の会話を数回繰り返したのち、質問への回答になっていないことについてAさんが説教(Bさんショボーン(´・ω・`))、となります。
自分が心配しているのは、このままの状況が続くとBさんが精神を病んでしまうのではないのか(自分自身、過去に同じような状況でダウンしてしまった経験者なので)ということ。
で、この状況を改善するために自分ができることは何か、と悩んでいたのですが、今日アドバイスをいただいたので、それを基に自分がどう行動するのかをまとめたいと思います。
まず、自分はBさんとAさん、両方に問題があると思っています。
【Bさんの問題点】
前述の例を読んでもらうと分かるかもしれませんが、「断定的な言い方、明言を避ける」のです。
この点について、自分も経験があります。
「できる」と明言することによって「自分に責任が生じる」と考え、「失敗する」「誤った回答をする」ことを必要以上に恐れるのです。
また、「できない」というのは「責任の放棄・逃避」と考え、「自分は役立たず」「必要のない人間」と考えてしまうのです。
ですが、Aさんは純粋に「できるか・できないか」を知りたいだけで、その回答でBさんを評価するつもりはないんですよね。
【Aさんの問題点】
Aさんのような「YES・NOを問う」質問の仕方は、場合によっては相手に威圧的・高圧的な印象を与えてしまいがちだったりします。
特に、連日何かしらの説教を受けている今の状況では、そうなっている可能性が高いと思われます。
さらに、Bさんからは望む回答を得られていないのに、同じ質問を繰り返し、最終的にBさんを叱責せざるを得なくなっています。
そのため、Bさんに余計なプレッシャーをかけてしまい、求める回答を引き出すまで時間がかかってしまっている要因になっているのではないかと。
なんかすっごくもったいない。
じゃあ、どうすればいいか。
で、考えたのは以下の通り。
まず、Bさんと1対1で会話。
・断定的な言い方、明言を避けているように見えるが、自分では認識して
いるか?
・認識しているなら、それはなぜか?
・Aさんとの会話でプレッシャーを感じることがあるか?
ここまでで、自分の予想とあっているか確認し、その通りなら、
・Aさんは純粋に問いに対する答えを知りたがっているのではないか
・その回答内容でBさんを評価したり、叱責するつもりはないと思う
・明言だけするのが難しいのであれば、一旦明言したうえでその理由を
伝えるようにしてみてはどうか
と意見・提案してみる。
次に、Aさんと1対1で会話。
BさんがAさんとの会話でどう感じているのか、なぜ的外れな回答をしてしまうのか、その理由を説明したうえで、
・一旦、Bさんの回答をすべて聞く
・Bさんの答えを受けて、本来聞きたいことを質問内容を変えて聞いて
もらう
・「答えになってない」「質問に答えて」といった、相手にプレッシャー
を与えるような言葉を避けてもらう
上記を提案してみようかなと。
その結果どうなるか…。はたして…。
ゲーム好きのおっさんSE。 色々なゲームを遊びつつ、将来は好きなことで収入を得られるよう、ゲーム制作の勉強や、ブログでアウトプットの練習してます。 記事は無料公開で、投げ銭の形式(note または pring)での支援を受け付けています。 pringID:AC.M-Z.pring