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メキシコのクリスマス

2018.01.17の記事より転載

今回は、日本とは違ったメキシコのクリスマス(Navidad)の祝い方について紹介したいと思います。

12月12日の「聖母グアダルーペの日」からクリスマスに関する行事は始まります。この日のために人々はメキシコシティ北部にあるグアダルーペのバシリカ(教会)へと集まります。翌日から家々で「ポサーダ」を開きます。ポサーダは、聖母がイエス・キリストを産むための場所を探して家々を回ったことに由来するパーティで、近隣住民が集まり食事をしたり、果物や砂糖を煮込んだ温かい飲み物「ポンチェ」を飲んだりします。

また中にお菓子の詰まった紙製の玉「ピニャータ」を、目隠しをして叩き割ります。

ポサーダは24日まで続きます。24日のクリスマスイブは「ノチェブエナ」と呼ばれ、家族が集まってディナーを楽しみます。25日のクリスマスを過ぎた後も行事は続きます。年を越した1月6日は、東方の三賢人の日(Día de los reyes magos)とされ、ロスカデレジェス(Rosca de reyes)というパンを食べます。

中に子供の王様(Niño dios)が入っており、それが当たった人は2月2日にタマーレスという食べ物をみんなに振る舞わなければなりません。またメキシコではサンタクロースの代わりに、この三賢人が子供たちにプレゼントを届けてくれます。

第45期日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画
研修生 松井勇仁(立命館大学法学部法学科2回生)

#留学生 #クリスマス #メキシコ