アッキー

なんだかいつか役に立ちそうな記事を書いていきます。

アッキー

なんだかいつか役に立ちそうな記事を書いていきます。

マガジン

  • noteの書き方講座

    noteを書く人へ向けて

  • 読書論

    読書について

  • ショートショート小説

    ショートショートはじめました。

最近の記事

「○○をしなければならない」を捨てる

真面目な人ほど「○○をしなければならない」という風に、自分に言い聞かせていることが多いように思います。この「しなければならない」という考えは、なんだかストイックで尊いようですが、実はこれは捨てるべき考え方なんですね。 この「しなければならない」は、一般的に「努力」とも呼ばれます。自分から進んでやるのではなく、「気が進まないながらも頑張ってやる」というイメージですね。一見すると、それができる人こそ素晴らしいようにも見えます。しかし、こういう態度は、自分を不必要に苦しめることに

    • 文章力を上げるには、とにかく書く!

      僕は文章を書くことが苦手でした。今でこそ、それなりのスピードで書くことができますが、以前は本当に時間がかかっていました。例えば、ブログに2000文字程度書いて公開するだけでも2〜3時間程度は必要でした。 もちろん、速く書ければ良いというわけではありませんが、時間がかかりすぎるのも考えものです。 文章を書くことをを習慣にしていると、だんだんと速く書けるようになってきます。理由は色々あります。キーボードのタイピングに慣れたり、どういう順序で書けばスムーズに書けるのかが分かってき

      • 「哲学書」を読める人、読めない人

        哲学書には難しいイメージがありますが、程度の差こそあれ実際に難しい。だから、哲学書を読み幾ばくか理解している人を見ると「すごいなあ、賢いなあ」と思うかもしれません。ですが、哲学書を読めるか読めないかは、頭の賢さとはあまり関係ないと思います。 哲学者が書いた書物(哲学書)に何が書いてあるのかというと、基本的には「人間の根源的な問い」についての思索過程です。例えば「なぜ人間は存在しているのか?」とか、「そもそも存在とは何か?」といった問いです。こういった問いは、おそらく多くの人

        • 【超重要】正しい読書の方法

          仰々しい記事タイトルをつけましたが、僕が今のところ真理だと思ってる読書方法を書いてみます。 正しい読書の方法とは、ズバリ「好きなように読む」です。「そんなん当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、意外とこれが難しいのだと思います。なぜかというと、これは他の記事にも書きましたが、人間は常識に囚われているからです。常識に囚われているせいで、自分が常識に囚われているということに気がつきにくい。それが常識というもののやっかいなところです。 ですので「好きなように読む」というの

        「○○をしなければならない」を捨てる

        マガジン

        • noteの書き方講座
          5本
        • 読書論
          27本
        • ショートショート小説
          2本

        記事

          小説を読むべき理由

          本の中でも「小説」は程度の低い種類の本と見做されることがあります。小説の中でも「古典文学」と呼ばれている有名な作品はその限りではありませんが、特に「エンタメ小説」と呼ばれている作品は、読書の中でも低俗なものとされることが少なくありません。 その理由はおそらく、「小説は楽しむために読むもの」というイメージがあるからでしょう。他方、学術書や哲学書、専門書といった本は、楽しむためというよりは、学ぶために読むというイメージがあるかもしれません。つまり、「小説は娯楽で、学術書などは勉

          小説を読むべき理由

          本は買うだけで意味がある

          本は読むために買うものですが、買うこと自体にも意味があります。 本を買ったら、とりあえず目のつくところに置いておく。本棚に並べたり、机の上に積んでおくのでも良いけど、とにかく目に入りやすいところに置いておく。 そうすることで、自分が何に興味があるのかが可視化され自覚的になります。 みなさんも何かしら経験があると思いますが、自分が何に興味があるかって、意外と自分では見逃してたり忘れたりするものなんですね。 例えば何かの絵画を見て「あっこれ好き!」と直感したとしても、日常生活

          本は買うだけで意味がある

          「読書に集中できない」という悩みについて

          「読書に集中したい!」と悩んでいる方も少なからずいらっしゃるようです。これについて、僕なりの考えを記しておきます。 あくまで僕の経験則でお話ししますが、読書に集中できない理由は、その本に書かれていることに興味がない場合がほとんどです。僕も読書は好きですが、興味のない本を読むのは苦痛です。頑張って読み進めてはみるものの、なかなか入り込めないし集中できない。ですので、この悩みに対する僕の答えとしては、「集中できない本は読まない」です。 こういう悩みを持つ人は、読書そのものには

          「読書に集中できない」という悩みについて

          やりたくないことはやらない

          幸福になるためには、やりたくないことはやらないこと。やりたいことだけをやる。「それができれば苦労しないわ」という声も聞こえてきそうだけど、実際にこれを実現している人もいる。僕はまだ実現してはいないけど、でも確実にやりたくないことはやらなくても良いようになってきている。 では、やりたいことだけをやって生活するためにはどうすればいいのか? その方法論のすべてをこの記事で説明することはできないけど、大きく分けて次のふたつのことが言えると思う。 嫌な気分になる情報源からはできるだ

          やりたくないことはやらない

          映画を倍速で観るのことの何がダメなのかというと、考えたり感じたりする時間的余地が無くなるから。映画は基本的に擬似体験して楽しむものなので、そこに感じたり考えたりする余地がなければ、体験の臨場感も下がる。倍速で観るのが悪いとは思わないけど、映画体験の重要な部分を失う危険性がある

          映画を倍速で観るのことの何がダメなのかというと、考えたり感じたりする時間的余地が無くなるから。映画は基本的に擬似体験して楽しむものなので、そこに感じたり考えたりする余地がなければ、体験の臨場感も下がる。倍速で観るのが悪いとは思わないけど、映画体験の重要な部分を失う危険性がある

          【重要】本は考えずに読む。理解しない。

          読書というと、なにやら知的なイメージがつきまといますが、今回は、あえて考えずに本を読むことの重要性について書いていきます。 「考えずに読書する」とは、「理屈とか理論で読もうとしない」ということです。別の言い方をすれば、「感じるために読む」「感情で読む」「感覚で読む」といった感じでしょうか。頭ではなく「心で読む」とも言えます。 本というのは読者に理論的に理解してもらうために書かれたものもありますので、著者が言ってることを理解したいのであれば、理屈で読む必要があります。 しか

          【重要】本は考えずに読む。理解しない。

          本が読めない理由についての考察

          僕はどうしても本が読めない時があります。読もうと思って本を開いても、文章をひとつ読むだけで疲れてしまう。 なぜこんなことになってしまうのでしょうか?僕なりに考えてみます。 以前にもご紹介しましたが、ここ最近『なぜ働いていると本が読めなくなるのか?』という本が流行ってます。タイトルからも推察できるように、「労働で疲れていると本が読めない」という論調なのですが、僕の個人的な感覚だけで言えば、本が読めない精神状態というものがあります。単純に疲れているから読めないというより、読めな

          本が読めない理由についての考察

          読書習慣を身につけるには?

          読書が習慣になっていない人は、本を読むのに意志力とか気合が必要だったりするようです。逆に、読書が習慣化されている人は、むしろ本を読まないと落ち着かなかったりする。それが習慣というものです。 では、読書習慣を身につける方法はあるのでしょうか? これは読書に限ったことではありませんが、習慣というものは、やらなきゃ習慣化できません。毎日1行でも1ページでも良い。できる範囲から始める。おそらく、これしかありません。 重要なのは、読書習慣を身につける代わりに、何かを捨てなければなら

          読書習慣を身につけるには?

          本は読み切らなくても良い理由

          本に対する誤った見方として、「最後まで読んでないと(読了していないと)語ってはいけない」というものがあります。いわゆる「書評」を書くにも、その本を読了してなければ書いてはいけない、などという考え。 確かに「書評」を書く場合は、読了しておく必要があるかもしれません。それがその本の著者や、書評を読む読者への礼儀だとは思います。しかし、礼儀などと言い出すと、そもそも人が書いた本を評価するというのも、なんだか傲慢な気がしますが。まあ、今回はそんな話がしたいのではないので、おいておき

          本は読み切らなくても良い理由

          毎日ゴキゲンでいること

          目覚めの良い朝。清々しい朝を迎えられた時の、あのゴキゲンな感じ。いかにこの感じの気分で毎日過ごせるのかが重要だと思う。 「ゴキゲンな気分」というのは、「多幸感」とか「ポジティブなマインド」といったものと同じなのか、あるいは別物なのかハッキリしないけど、でも「ゴキゲン」という言葉に独特の感覚がある。 では、どうやれば「ゴキゲンな気分」を保てるのか?ひとことで言えば、なるべく「ゴキゲンじゃないな情報」に触れずに生活するということに尽きそうな気がする。 しかし、そう簡単にはい

          毎日ゴキゲンでいること

          今どき読書とかバカじゃねーの?(笑)

          「今どき読書とか馬鹿じゃねーの?インターネットがない昭和とかじゃないんだから。ググれば何でも分かる時代に、本とか意味ねーし」。 と、このような批判をする人をたまに見かけます。信じられませんね。 そもそも読書は、疑問に対する答えを求めて読むものではない。そんなことは、本を読む人だったら誰だって分かってることですが、これが本を読まない人は分からないようです。知りもしないことを、勝手な思い込みで批判しているわけです。 これは一事が万事で、まともに読書をしたことがないから読書を馬

          今どき読書とかバカじゃねーの?(笑)

          noteを書くことが楽しくなるマインドセット

          「noteを書くことがイマイチ楽しめない」という方のために、大切なマインドセットをひとつご紹介します。それは、「ごっこ遊び」として書くということ。例えば、エッセイ的な文章を書きたい場合は「エッセイストごっこ」。他にも「小説家ごっこ」「ジャーナリストごっこ」などがありますね。 これは文章を書くことに限りませんが、あらゆる創作・製作は「ごっこ遊び」としてやることで、ムダな心理的障壁が影も形もなくなります。 説明するまでもないですが、「ごっこ遊び」とは、「お店屋さんごっこ」に代

          noteを書くことが楽しくなるマインドセット