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よく聞く、DtoCとは?流行ではない、小売の新しい概念

本日のネットショップ一問一答は「DtoC」について

①から④でDtoCのビジネスモデルではないものを選んでください

①Warby Parker
②FABRIC TOKYO
③BULK HOMME
④北欧、暮らしの道具店

DtoCとは?

DtoCとは「Direct to Consumer」の略であり、メーカーが自社の商材の販売をECサイト上で直接消費者向けに販売するモデルのこと。DtoCやD2Cなどと略されることがあります。

DtoCの盛り上がりをみせてる背景として、ECモールの集客力や検索エンジンによる検索に必ずしも強く依存することなく、インターネット上でメーカーが独自の手法を用いて集客できる環境が整備されている点が一つ挙げられます。DtoCメーカーの特徴は、SNSやYouTubeなど新しいチャネルから顧客と直接つながって集客をしている点にあります。

もう一つは、クラウド上で安価にかつ安全にネットショップを構築できるサービスの充実が挙げられます。これまでのネットショップ構築をするサービスはありましたが、顧客体験を自社ネットショップで自由に設計できる範囲が広がったことも大きいでしょう。

さらにミレニアル世代以下の新しい価値観を持つ世代にたいして、従来の小売が対応できていなかった点も、DtoCメーカーが伸びている要因としてあります。

DtoCはデジタルとブランディングやカルチャー創出が組み合わさった業界で、ビジネスを通じて実現したい世界観をもっているという点も特徴です。

DtoCは従来の小売と以下の点で大きく違いがあることもおさえておきましょう。

・顧客との関係
・ものづくりのプロセス
・ブランディング人材・組織
・プロダクトの売り方

本日の正解は④でした。

「北欧、くらしの道具店」は、北欧をはじめとする様々な国で作られたインテリア雑貨や、オリジナル商品ブランドのアイテムなどを取り揃えているネットショップです。ショップが持つ世界観や、顧客との関係、さらにプロダクトの売り方などはDtoCっぽい部分もあり、長い間新しい小売を体現するショップとして注目を浴びています。最近では、オリジナル短編ドラマを出したことでも有名です。

D2Cについて学びたい方は「D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略」をおすすめします。


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